ホームページを公開したら、どのくらいの人に見てもらえるのでしょうか。
SNSでは、投稿の表示回数や再生回数、いいねの数などが画面に表示されます。しかし、ホームページには通常、訪問者数が表側に表示されません。
そのため、「公開してあるから誰かが見ているだろう」と思っていても、実際にどのくらい見られているのか分からないことがあります。
ホームページは、公開しただけで自動的に多くの人へ広まるものではありません。たくさんの人に見てもらうには、検索やGoogleマップ、SNSなど、ホームページへつながる入口を作る必要があります。
この記事では、ホームページのアクセス数とは何か、公開後に見つけてもらうにはどうすればよいのか、その全体像を初心者向けに解説します。
ホームページのアクセス数とは
ホームページのアクセス数とは、ホームページや各ページがどのくらい見られたかを示す数字です。
アクセス解析では、主に次のような情報を確認できます。
- ホームページを訪れた人数
- ページが表示された回数
- よく見られているページ
- 検索やSNSなど、訪問者が来た場所
- スマートフォンやパソコンなどの利用端末
- 問い合わせページまで進んだ人数
ただし、ホームページを開いただけでは、これらの数字は通常表示されません。
アクセス状況を知るには、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのアクセス解析ツールを設定することで調べることができます。
ホームページは公開しただけでは広まらない
ホームページを公開すると、インターネット上で誰でも閲覧できる状態になります。
しかし、「閲覧できること」と「多くの人に見つけてもらえること」は別です。
新しいお店を開いても、看板やチラシ、案内がなければ、その存在に気づいてもらえないことがあります。ホームページも同じで、公開しただけでは、その存在を知っている人しか訪れることができません。
また、新しく公開したホームページが、すぐにGoogleなどの検索結果へ表示されるとは限りません。検索エンジンにページを認識してもらい、検索結果へ反映されるまで時間がかかることもあります。
ホームページの公開はゴールではなく、見つけてもらうためのスタートと考えるとよいでしょう。
ホームページへの入口を増やすことが大切
たくさんの人に見てもらうには、ホームページへつながる入口を増やす必要があります。
主な入口には、次のようなものがあります。
- Googleなどの検索結果
- Googleマップ
- InstagramやTikTokなどのSNS
- Web広告
- 名刺やチラシ
- メールやメッセージ
- ほかのホームページからのリンク
- 既存のお客様や取引先への案内
すべての方法へ同時に取り組む必要はありません。
店舗がある場合はGoogleマップ、オンラインサービスなら検索やSNSなど、事業の内容やホームページの目的に合った方法から始めましょう。
SEOで検索から見つけてもらう
SEOとは、Googleなどの検索結果からホームページを見つけてもらいやすくするための取り組みです。
たとえば、渋谷区でホームページ制作を依頼したい人は、次のような言葉で検索するかもしれません。
- 渋谷区 ホームページ制作
- 渋谷区 Web制作会社
- ホームページ制作 料金
- 小規模事業者 ホームページ制作
検索する人が知りたい情報をホームページに掲載しておけば、必要としている人に見つけてもらえる可能性があります。
会社名や店名だけでなく、提供しているサービス、対応地域、料金、営業時間、よくある質問などを分かりやすく掲載することが大切です。
SEOは検索順位を操作する裏技ではありません。訪問者が求める情報を、読みやすく正確に伝えることが基本になります。
MEOでGoogleマップから見つけてもらう
実際の店舗や事務所がある場合は、Googleマップから見つけてもらう方法もあります。
Googleマップでは、店舗名や住所だけでなく、営業時間、電話番号、写真、口コミ、ホームページへのリンクなどが表示されます。
「近くのカフェ」「渋谷区 美容室」のように、現在地や地域名を含めてお店を探す人も少なくありません。
Googleマップや地域検索で店舗を見つけてもらいやすくする取り組みは、一般的にMEOと呼ばれています。
飲食店、美容室、整体院、教室、工務店など、特定の地域でサービスを提供している事業と相性のよい方法です。
SNSからホームページへ案内する
Instagram、X、Facebook、TikTokなどを利用している場合は、プロフィールや投稿からホームページへ案内できます。
SNSは、新商品や日々の様子などを写真や短い動画で発信することに向いています。一方、ホームページはサービス内容、料金、会社情報、問い合わせ方法などを整理して掲載することに向いています。
たとえば、SNSで商品や事例を紹介し、詳しい内容や申し込み方法をホームページで確認してもらう流れを作れます。
SNSとホームページのどちらか一方を選ぶのではなく、それぞれの役割を分けて連携させることがポイントです。
名刺やチラシからホームページへ案内する
ホームページへの入口は、インターネット上だけではありません。
名刺、ショップカード、チラシ、パンフレットなどにURLや二次元コードを掲載すれば、すでに接点のある人をホームページへ案内できます。
二次元コードの近くには、次のようにアクセスするメリットを添えると分かりやすくなります。
- 詳しいサービス内容はこちら
- 料金表はこちら
- 最新メニューを掲載しています
- 施工事例をご覧いただけます
- Webからお問い合わせできます
単に「ホームページはこちら」と書くよりも、アクセスした先で何を確認できるのかを伝えることが大切です。
情報を追加してホームページを育てる
ホームページは、一度作ったら終わりではありません。
営業時間、料金、サービス内容、連絡先などが古いままだと、訪問者を迷わせたり、信頼を損なったりする可能性があります。
まずは、次の情報が最新になっているか定期的に確認しましょう。
- 営業時間と定休日
- 商品やサービスの料金
- 住所や電話番号
- 予約や問い合わせの方法
- 提供しているサービス
- 休業日やキャンペーンのお知らせ
さらに、事例やよくある質問、利用方法などを追加すると、訪問者が知りたい情報を見つけやすくなります。
掲載する情報が増えれば、さまざまな検索から見つけてもらえる入口も増える可能性があります。
ホームページが見られているか確認する
SNSでは表示回数や反応が目に入りやすい一方、ホームページでは自分でアクセス状況を確認する必要があります。
代表的な無料ツールには、Google AnalyticsとGoogle Search Consoleがあります。
Google Analyticsでは、訪問者数や見られたページなどを確認できます。Google Search Consoleでは、Google検索で表示された回数やクリック数、検索に使われたキーワードなどを調べられます。
アクセス解析を始めると、次のような違いも分かるようになります。
- そもそもホームページが見られていない
- 見られているが問い合わせにつながっていない
- 特定のページだけがよく見られている
- 検索よりSNSからの訪問が多い
- スマートフォンからの訪問が多い
現状が分からなければ、どこを改善すればよいのかも判断できません。
最初から細かな数字を分析する必要はありません。まずは、ホームページが実際に見られているかを知るところから始めましょう。
アクセス数だけを増やせばよいわけではない
ホームページをたくさんの人に見てもらうことは大切ですが、アクセス数だけを増やせばよいわけではありません。
たとえば、特定のエリアだけでサービスを提供している会社なら、全国から多くの人を集めるよりも、周辺でそのサービスを探している人に見てもらうほうが重要です。
確認したいのは、アクセス数だけでなく、次のような結果です。
- 問い合わせがあったか
- 予約や申し込みにつながったか
- 商品やサービスの詳細を見てもらえたか
- 電話や来店につながったか
- 必要としている人に情報が届いたか
「誰でもよいからたくさん集める」のではなく、商品やサービスを必要としている人に見つけてもらうことを目指しましょう。
ホームページのアクセスを増やすときの注意点
ホームページのアクセスは、短期間で急に増えるとは限りません。
特に検索からのアクセスは、情報を追加したり内容を改善したりしながら、少しずつ増えていくことがあります。
「検索順位を必ず1位にする」「すぐにアクセスが増える」といった勧誘にも注意が必要です。検索順位は競合サイトや検索エンジンの判断など、さまざまな要因によって変動するため、確実な順位を約束できるものではありません。
自分でできる方法から始めよう
ホームページを見つけてもらうための取り組みは、自分でも始められます。
まずは、次の項目を確認してみましょう。
- 商品やサービスの内容が分かりやすく掲載されているか
- 料金や問い合わせ方法が分かるか
- SNSからホームページへ移動できるか
- 名刺やチラシにURLが掲載されているか
- 店舗情報がGoogleマップに正しく表示されているか
- ホームページのアクセス状況を確認できるか
すべてを一度に行う必要はありません。自分の事業に必要な方法から、少しずつ取り組むことが大切です。
一方、競合が多い、改善しても成果につながらない、運用する時間が取れない、できるだけ早く結果につなげたい場合は、Web制作会社やSEO・MEOの専門家へ相談する方法もあります。
自分でできる範囲と、専門家へ任せたい部分を分けて考えてもよいでしょう。
まとめ
ホームページは、公開しただけで自動的に多くの人へ広まるものではありません。
たくさんの人に見てもらうには、検索、Googleマップ、SNS、名刺やチラシなど、ホームページへつながる入口を作る必要があります。
また、ホームページにはSNSのように表示回数が見える機能がないため、アクセス解析ツールを使わなければ、実際にどのくらい見られているのか分からないこともあります。
まずは、ホームページが見られているかを確認し、自分の商品やサービスを必要としている人に見つけてもらう方法を考えてみましょう。
FAQ
ホームページを公開すればGoogle検索に表示されますか?
ホームページを公開しても、すぐにGoogle検索へ表示されるとは限りません。
検索エンジンがページを認識し、検索結果へ反映するまで時間がかかることがあります。また、表示された場合でも、必ず上位になるわけではありません。
ホームページを何人が見たか確認できますか?
アクセス解析ツールを設定すれば確認できます。
Google Analyticsでは訪問者数や閲覧されたページなど、Google Search ConsoleではGoogle検索での表示回数やクリック数などを調べられます。
ホームページのアクセス数はどのくらいあればよいですか?
必要なアクセス数は、事業内容やホームページの目的によって異なります。
アクセス数の多さだけで判断せず、問い合わせ、予約、申し込み、来店など、目的とする行動につながっているかを確認することが大切です。
SEOとMEOの違いは何ですか?
SEOは、主にGoogleなどの通常の検索結果からホームページを見つけてもらうための取り組みです。
MEOは、Googleマップや地域名を含む検索で、店舗や施設を見つけてもらいやすくするための取り組みです。
ホームページのアクセスを自分で増やせますか?
SNSや名刺からホームページへ案内する、店舗情報を更新する、利用者が知りたい情報を追加するなど、自分で始められる方法があります。
より詳しい調査や継続的な改善が必要な場合は、専門家への相談も選択肢になります。
AIをもっと活用してみよう
ホームページの情報更新や記事の下書き、よくある質問の整理には、AIや無料ツールも活用できます。
すべてをAIへ任せるのではなく、内容が正確かを確認しながら利用すれば、ホームページを運用する負担を減らせます。まずは身近な作業から取り入れてみましょう。





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