「AIに頼めばホームページを作れるなら、すぐインターネットに公開できるの?」
前の記事では、AIを使えばWeb制作の経験がない初心者でも、ホームページ作りを体験できることを紹介しました。
でも、ホームページを「作ること」と、インターネット上に「公開すること」は少し違います。
ホームページについて調べ始めると、「ドメイン」「サーバー」「HTML」など、聞き慣れない言葉も出てきます。
そこで今回は、ホームページを作って公開するために何が必要なのかを、専門知識がない人にもわかるように解説します。
すべて覚える必要はありません。まずは「だいたいこんな仕組みなんだ」とイメージできれば十分です。
ホームページを作るには何が必要?
ホームページを作ってインターネット上に公開する方法はいくつもあります。
そのため、どの方法でも必ず自分でサーバーを契約したり、HTMLを書いたりしなければならないわけではありません。
ただ、ホームページの基本を理解するときに知っておきたいのが、
ホームページのデータ・サーバー・ドメイン
という3つです。
イメージとしては、
ホームページのデータ=建物
サーバー=建物を置く土地
ドメイン=その場所を示す住所
と考えるとわかりやすいでしょう。
では、それぞれ何なのか見ていきます。
ドメインとは
ドメインとは、インターネット上でWebサイトの場所を示す名前です。
普段Webサイトを見るときに使っているURLの一部に含まれています。
たとえば、
example.com
のような部分がドメインです。
現実のお店を訪れるときに住所が必要なように、インターネット上でもWebサイトがどこにあるのかを示す仕組みがあります。
独自ドメインとは?
ホームページについて調べていると、「独自ドメイン」という言葉もよく登場します。
独自ドメインとは、自分で取得して使用するドメインのことです。
会社名やサービス名などを使った独自のドメインを取得して、公式サイトなどで利用できます。
一方、ホームページ作成サービスなどでは、そのサービスが用意したドメインの一部を使ってWebサイトを公開できる場合もあります。
そのため、ホームページを試しに作ってみるだけなら、最初から独自ドメインを取得しなくても始められるケースがあります。
サーバーとは
サーバーは、ホームページを構成するデータなどを置き、インターネット経由でWebページを表示できるようにするための仕組みです。
ホームページには文章だけでなく、画像やデザイン、プログラムなどさまざまなデータがあります。
それらをインターネットからアクセスできる場所に置くことで、パソコンやスマートフォンからホームページを見ることができます。
WordPressでホームページを作る場合などは、自分でレンタルサーバーを契約して利用する方法が一般的です。
一方、ホームページ作成サービスなどでは、サービス側が公開環境を用意しているため、自分でサーバーを準備しなくても利用できる場合があります。
HTML・CSSとは
ホームページについて調べると、「HTML」や「CSS」という言葉もよく目にします。
HTMLはページの構造を作るもの
HTMLは、Webページの文章や見出し、画像、リンクなどの構造を記述するための言語です。
たとえば、
「ここがタイトル」
「ここが文章」
「ここに画像を表示する」
といったページの基本的な構造を作ります。
CSSは見た目を整えるもの
CSSは、Webページのデザインやレイアウトを指定するために使われます。
文字の大きさや色、背景、余白、配置などを調整して、ページの見た目を整えます。
HTMLがページの「中身や構造」、CSSが「見た目」と考えるとイメージしやすいでしょう。
さらに、ページにさまざまな動きを加えるためにJavaScriptなどが使われることもあります。
AIで作るならHTMLやCSSを覚えなくてもいい?
「AIがホームページを作ってくれるなら、HTMLやCSSを覚える必要はないのでは?」
そう思う人もいるでしょう。
AIでホームページ作りを体験するだけなら、最初からHTMLやCSSを詳しく勉強する必要はありません。
AIに、
「タイトルを大きくして」
「背景を明るい色にして」
「写真を横に3枚並べて」
と普通の言葉で伝えて、ページを作ったり修正したりできる場合があります。
AIが裏側でコードを生成してくれるため、自分ですべてを書く必要がないケースも増えています。
ただし、HTMLやCSSが何をしているものなのかを少し知っておくと、AIが作ったページを見るときにも役立ちます。
最初から勉強してから作るのではなく、AIで作りながら「これはHTMLなんだ」「ここはCSSで変えているんだ」と知っていく方法でもよいでしょう。
ホームページが表示される仕組み
ここまでの内容を簡単に整理してみましょう。
ホームページを見るとき、私たちはChromeやSafariなどのWebブラウザを使います。
ブラウザからWebサイトにアクセスすると、サーバーに置かれたWebページのデータが読み込まれ、画面に表示されます。
そこにはHTMLやCSS、画像などが使われています。
そして、目的のWebサイトへアクセスするときのわかりやすい名前としてドメインがあります。
細かな仕組みはもっと複雑ですが、初心者のうちは、
ドメインを使ってWebサイトにアクセスすると、サーバーにあるデータが読み込まれてホームページが表示される
というイメージを持っておけば十分です。
ホームページの公開方法はいろいろある
ここまで読むと、
「ホームページを作るには、サーバーを契約して、ドメインを取得して、HTMLを書いて……」
と大変そうに感じるかもしれません。
でも、必ずすべてを自分で準備する必要があるわけではありません。
現在はホームページの作り方によって、必要な準備も大きく異なります。
| 作り方 | サーバーの準備 | コードの知識 |
|---|---|---|
| 制作会社などに依頼 | 相談して決める | 基本的に不要 |
| ホームページ作成サービス | サービス側が用意する場合が多い | 基本的に不要 |
| WordPress | 自分でレンタルサーバーを契約する方法などがある | 必須ではない |
| HTML・CSSで自作 | 公開する場所を用意する | ある程度必要 |
| AIを活用 | 利用するサービスや公開方法による | 必須ではない場合も多い |
特にAIやホームページ作成サービスでは、こうした仕組みを意識せずにページ作成から公開まで進められるものもあります。
「サーバーがよくわからないからホームページは作れない」と考える必要はありません。
AIで作ったホームページも公開できる?
AIで作ったホームページも、公開方法を用意すればインターネット上で見られるようにできます。
ただし、「AIで作る方法」によって公開方法は異なります。
AIがHTMLなどのコードを生成した場合は、そのデータを公開できる場所に置く方法があります。
一方、Webサイト作成機能を持つAIサービスでは、作ったページをそのまま公開できる場合もあります。
つまり、
AIでページを作る
ことと、
そのページをインターネット上に公開する
ことは分けて考えるとわかりやすくなります。
このシリーズでは、実際にAIでホームページを作り、公開するところまで進めていきます。
ホームページを作るメリット
ホームページを作る方法を知ると、Webサイトを見る目も少し変わります。
普段何気なく見ているWebページも、「この文字の大きさはCSSで指定しているのかな」「このサイトにもドメインとサーバーがあるんだ」と仕組みが少しずつ見えてきます。
AIを使えば、仕組みをすべて理解してから始めなくても、実際にページを作りながら学ぶことができます。
最初は小さなWebページを一つ作るだけでも十分です。
ホームページを公開するときの注意点
インターネット上にホームページを公開すると、基本的にはほかの人からアクセスできる状態になります。
そのため、氏名や住所、電話番号、写真など、公開して問題がない情報かどうかを確認しましょう。
また、インターネット上で見つけた画像や文章を自由にホームページへ掲載してよいわけではありません。著作権などにも注意が必要です。
AIが生成した文章についても、内容が正しいかを確認してから公開することが大切です。
練習としてホームページを作る場合は、個人情報などを使わず、架空のお店や趣味のページなどから試してみると始めやすいでしょう。
まとめ
ホームページの基本を理解するときは、「ホームページのデータ」「サーバー」「ドメイン」の関係を知っておくとわかりやすくなります。
HTMLやCSSなどもホームページを構成する重要な要素ですが、AIやホームページ作成サービスを利用する場合は、最初から専門知識を身につけなくても制作を始められます。
まずは仕組みをなんとなく理解しておくだけでも十分です。
次の記事では、制作会社への依頼、WordPress、ホームページ作成サービス、AIなど、ホームページを作る方法にはどんな違いがあるのかを見ていきます。
FAQ
ホームページを作るにはサーバーが必要ですか?
Webサイトをインターネット上から見られるようにするには、Webページのデータを配信する環境が必要です。
ただし、ホームページ作成サービスなどではサービス側が公開環境を用意しているため、自分でレンタルサーバーを契約しなくても利用できる場合があります。
ドメインは必ず取得する必要がありますか?
必ずしも最初から独自ドメインを取得する必要はありません。
利用するサービスによっては、サービスが提供するURLを使ってホームページを公開できます。本格的に運営する場合には、独自ドメインを利用する方法もあります。
HTMLやCSSを知らなくてもホームページは作れますか?
はい。現在はホームページ作成サービスやAIなどを使い、HTMLやCSSを自分で書かずにホームページを作る方法があります。
ただし、基本的な仕組みを知っておくと、ページを修正したりトラブルの原因を考えたりするときに役立ちます。
AIで作ったホームページにドメインを設定できますか?
利用するAIサービスや公開方法によって異なります。
独自ドメインを設定できるサービスもありますが、料金プランや条件が設定されている場合があります。最新の仕様は利用するサービスの公式情報をご確認ください。
AIをもっと活用してみよう
「ドメイン」「サーバー」「HTML」「CSS」と聞くと、ホームページ制作は難しそうに感じるかもしれません。
でも、最初からすべてを覚える必要はありません。
AIを使えば、実際にホームページを作りながら「これは何?」「どうしてこうなるの?」と質問して、少しずつ仕組みを知ることもできます。
まずは作ってみる。わからないことが出てきたらAIに聞いてみる。
そんな使い方も、AI時代のWeb制作の楽しみ方の一つです。





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