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WordPressページをPDF化する方法|画像・幅・ページ区切りの調整まで初心者向けに解説 画像がPDFにでないときの対処法

2026 7/05
未分類
2026年5月20日2026年7月5日

WordPressで作成したページを、PDF資料として保存したいことがあります。

たとえば、以下のようなケースです。

  • 申請資料をPDFで提出したい
  • 機能説明書をPDF化したい
  • 価格説明書をPDF化したい
  • 操作マニュアルをPDFにしたい
  • お客様へ送る資料を作りたい
  • 社内共有用の資料を作りたい

WordPressにはPDF化用のプラグインもありますが、まず試したいのは、ブラウザの印刷機能でPDF保存する方法です。

ChromeやEdgeを使えば、WordPressで表示したページをそのままPDFとして保存できます。

ただし、実際にやってみると、次のような問題でつまずくことがあります。

  • サイドバーまでPDFに入ってしまう
  • 画像がPDFに表示されない
  • 業務フロー図などの横長画像が小さくなる
  • 表がページの途中で切れる
  • 見出しだけがページ下に残る
  • ページ区切りが変な位置になる
  • 背景色や枠線が消える

この記事では、WordPressページをPDF化するときの基本手順と、初心者がつまずきやすいポイントをまとめて解説します。


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目次

WordPressページをPDF化する基本手順

まず、基本的なPDF化の流れです。

ChromeまたはEdgeで、PDF化したいWordPressページを開きます。

その後、以下の操作を行います。

Ctrl + P

または、

右クリック → 印刷

を選択します。

印刷画面が開いたら、送信先を以下にします。

PDFに保存

次に、印刷設定を確認します。

項目おすすめ設定
送信先PDFに保存
用紙サイズA4
レイアウト縦または横
余白既定またはカスタム
倍率90〜100%
ヘッダーとフッターオフ
背景のグラフィックオン

特に重要なのは、ヘッダーとフッターをオフ、背景のグラフィックをオンにすることです。

ヘッダーとフッターをオンにしたままだと、PDFにURLや日付が入ることがあります。申請資料やマニュアルでは不要な場合が多いため、基本的にはオフにします。

また、背景のグラフィックをオフにしていると、表の背景色、枠線、装飾、画像の一部などがPDFに反映されないことがあります。


PDF化するページは投稿ページより固定ページがおすすめ

WordPressでPDF資料を作る場合、投稿ページよりも固定ページがおすすめです。

投稿ページはブログ記事用なので、以下のような情報が表示されやすくなります。

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これらは通常のブログ記事では便利ですが、PDF資料としては不要な場合があります。

申請資料、機能説明書、価格説明書、マニュアルなどを作る場合は、固定ページで作成し、余計な表示を減らすとPDF化しやすくなります。

すでに投稿ページで作っている場合は、投稿編集画面から「すべてのブロックをコピー」を使って、固定ページへ貼り付ける方法が簡単です。

投稿ページで「すべてのブロックをコピー」
↓
新規固定ページを作成
↓
本文エリアへ貼り付け
↓
固定ページ側でPDF用に調整

サイドバーを消してワンカラムにする

PDF資料にする場合、サイドバーがあると本文幅が狭くなります。

本文幅が狭いと、表や画像が小さくなり、PDFで見づらくなります。

そのため、PDF化するページでは、サイドバーを非表示にしてワンカラム表示にするのがおすすめです。

SWELLなどのWordPressテーマでは、固定ページごとにサイドバーを非表示にできる場合があります。

基本の流れは以下です。

固定ページを開く
↓
右側の固定ページ設定を確認
↓
SWELL設定またはページ設定を探す
↓
サイドバーを非表示にする
↓
1カラム表示にする
↓
プレビューで確認

サイドバーを消すだけで本文エリアが広くなり、PDF資料としてかなり見やすくなります。


画像がPDFに出ないときの確認ポイント

WordPressのページ上では画像が見えているのに、PDFにすると画像が表示されないことがあります。

この場合、画像がJPEGだからダメということは基本的にありません。

JPEGでもPNGでも、通常はPDFに表示されます。

画像が出ない場合は、以下を確認します。


ページを下までスクロールして画像を読み込む

WordPressでは、画像の遅延読み込みが行われることがあります。

これは、ページを開いた時点では下の方の画像を読み込まず、スクロールしたときに画像を読み込む仕組みです。

そのため、PDF印刷前にページ下部までスクロールしていないと、画像が未読み込みのままになり、PDFに表示されない場合があります。

PDF化する前に、次の流れで確認します。

ページを開く
↓
一番下までスクロール
↓
画像がすべて表示されたことを確認
↓
Ctrl + PでPDF保存

これだけで画像が表示されることがあります。


背景のグラフィックをオンにする

ChromeやEdgeの印刷画面で、詳細設定を開きます。

そこで、

背景のグラフィック

にチェックを入れます。

これをオンにしないと、背景色、装飾、背景画像などがPDFに反映されないことがあります。

特に、表の見出し背景や装飾付きのブロックを使っている場合は、オンにしておいた方がよいです。


画像ブロックで挿入する

画像が背景画像として設定されている場合、PDF印刷で消えることがあります。

たとえば、以下のようなブロックは注意が必要です。

  • カバーブロック
  • 背景画像付きグループ
  • CSSで設定した背景画像

PDF資料に使う画像は、できるだけWordPressの画像ブロックで普通に挿入するのが安全です。

画像ブロック
↓
メディアライブラリから画像を選択
↓
ページ内に表示

この形なら、PDFにも反映されやすくなります。


横長の画像は幅を調整する

業務フロー図や画面キャプチャのような横長画像をPDFにすると、小さく表示されることがあります。

この場合は、画像ブロックの幅を調整します。

WordPressの編集画面で対象の画像をクリックすると、画像の上にツールバーが表示されます。

そこに以下のような配置設定があります。

左寄せ
中央寄せ
右寄せ
幅広
全幅

横長の図をPDFに載せる場合は、まず幅広を選びます。

さらに、右側の画像設定で、画像サイズを確認します。

画像サイズ:フルサイズ

または、

画像サイズ:大

を選びます。

おすすめは以下です。

画像ブロックを選択
↓
配置を「幅広」にする
↓
画像サイズを「フルサイズ」または「大」にする
↓
プレビューで確認
↓
PDF保存して確認

実際に、横長の業務フロー図などは、画像幅を調整するだけでPDFにきれいに表示されることがあります。


画像サイズは大きすぎても小さすぎてもよくない

PDFに使う画像は、サイズにも注意が必要です。

小さすぎる画像を大きく表示すると、文字がぼやけます。

一方で、大きすぎる画像をそのまま貼ると、PDFの容量が大きくなったり、印刷処理が重くなったりします。

目安としては、以下くらいで十分です。

画像の種類推奨サイズ
業務フロー図横幅1200〜1600px程度
画面キャプチャ横幅1000〜1600px程度
説明用画像横幅800〜1200px程度

申請資料やマニュアルでは、画像そのものの美しさよりも、画像内の文字が読めることが重要です。


PDF化ではページ区切りの調整が重要

WordPressページをブラウザ印刷でPDF化すると、ページの分割自体は自動で行われます。

本文がA4サイズに収まらない場合、ブラウザが自動的に2ページ目、3ページ目へ分けてくれます。

ただし、自動分割に任せると、次のような問題が起きることがあります。

見出しだけがページ下に残る
本文が次ページに送られる

表の途中でページが切れる

画像の途中でページが切れる

章の区切りが中途半端になる

業務フロー図がページをまたいでしまう

申請資料やマニュアルとしてPDF化する場合、このような崩れがあると読みにくくなります。

そのため、重要な章の前や大きな図の前後には、手動でページ区切りを入れるのがおすすめです。


ページ区切りを入れる場所の考え方

すべての見出しごとにページ区切りを入れる必要はありません。

入れすぎると、ページ数が増えすぎて読みにくくなります。

おすすめは、大きな章の切り替わりや大きな図・表の前後だけに入れることです。

たとえば、機能説明書なら以下のような場所です。

表紙の後
システム概要の前
主要機能概要の前
業務フロー図の前
システム構成の前
動作環境の前
代表画面イメージの前
別添資料についての前

特に、業務フロー図のような横長画像は、1ページを使って大きく見せた方が分かりやすくなります。


WordPressでページ区切りを入れる方法

WordPressのブロックエディタには「ページ区切り」ブロックがあります。

ただし、これはWeb上で記事を複数ページに分けるための機能で、ブラウザ印刷時のPDF改ページとしては安定しない場合があります。

PDF化を目的にする場合は、カスタムHTMLブロックで改ページ用のHTMLを入れる方法が安定します。

改ページしたい場所に、カスタムHTMLブロックを追加して、以下を入れます。

<div class="page-break"></div>

そして、ページ上部にカスタムHTMLブロックを追加し、以下のCSSを入れます。

<style>
@media print {
.page-break {
break-before: page;
page-break-before: always;
}
}
</style>

これで、PDF印刷時にその位置でページが切れます。


業務フロー図を1ページに収めたい場合

横長の業務フロー図は、本文中に流し込むと小さくなったり、前後の文章と一緒に中途半端な位置で表示されたりします。

その場合は、業務フロー図の前後にページ区切りを入れます。

<div class="page-break"></div>

<!-- ここに業務フロー図を配置 -->

<div class="page-break"></div>

こうすると、業務フロー図だけを独立したページとして扱いやすくなります。

申請資料やマニュアルでは、図を小さく詰め込むより、1ページを使って大きく見せた方が読みやすい場合があります。


見出しだけがページ下に残るのを防ぐ

PDF化でよくあるのが、見出しだけがページ下に残り、本文が次ページに送られるパターンです。

ページ下部
「4. 主要機能概要」
↓
次ページに本文

これだと、資料として少し読みづらくなります。

この問題を減らすには、印刷用CSSに以下を入れます。

<style>
@media print {
h2, h3 {
break-after: avoid;
page-break-after: avoid;
}
}
</style>

これにより、見出しの直後でページが切れにくくなります。


表や画像が途中で切れるのを防ぐ

表や画像がページの途中で分割されると、資料として見づらくなります。

以下のCSSを入れると、表や画像の途中でページが切れにくくなります。

<style>
@media print {
table, figure, img {
break-inside: avoid;
page-break-inside: avoid;
}
}
</style>

完全に防げるわけではありませんが、かなり改善されます。


PDF化用CSSをまとめて入れる

ページ区切り、見出し、表、画像の制御をまとめるなら、ページ上部に以下を入れておくと便利です。

WordPressのカスタムHTMLブロックに貼り付けて使えます。

<style>
@media print {
@page {
size: A4 portrait;
margin: 14mm 12mm;
}

.page-break {
break-before: page;
page-break-before: always;
}

h2, h3 {
break-after: avoid;
page-break-after: avoid;
}

table, figure, img {
break-inside: avoid;
page-break-inside: avoid;
}

img {
max-width: 100% !important;
height: auto !important;
}

body {
font-size: 11pt;
line-height: 1.55;
}

table {
width: 100%;
border-collapse: collapse;
}

th, td {
border: 1px solid #999;
padding: 6px 8px;
}

th {
background: #f2f2f2 !important;
}

a[href]::after {
content: "";
}
}
</style>

まずはこのCSSを使えば、PDF化時のレイアウト崩れをある程度防ぎやすくなります。


ページ区切りは入れすぎない

ページ区切りは便利ですが、入れすぎると逆に読みにくくなります。

たとえば、すべてのH2見出しの前に改ページを入れると、1ページに少ししか文章がないページが増えてしまいます。

おすすめは、以下の考え方です。

場所改ページの必要性
表紙の後入れた方がよい
大きな章の前必要に応じて入れる
業務フロー図の前後入れた方がよい
大きな表の前必要に応じて入れる
小さな見出しの前基本不要
短い説明文の前基本不要

ページ区切りは「最初から完璧に入れるもの」ではなく、PDF出力後に見た目を確認し、崩れた場所を調整するものと考えると進めやすいです。


PDF化前のチェックリスト

PDF保存する前に、以下を確認します。

□ 固定ページで作成している
□ サイドバーを非表示にしている
□ 1カラム表示になっている
□ 画像は画像ブロックで挿入している
□ 横長画像は幅広またはフルサイズにしている
□ ページを一番下までスクロールして画像を読み込んだ
□ 表が横にはみ出していない
□ 必要な場所に改ページを入れた
□ 印刷時に背景のグラフィックをオンにした
□ ヘッダーとフッターをオフにした

このチェックを行うだけで、PDF化の失敗はかなり減らせます。


おすすめの作業手順

最後に、実際の作業手順をまとめます。

1. WordPress固定ページで本文を作る
2. サイドバーなし・ワンカラムにする
3. 画像は画像ブロックで挿入する
4. 横長画像は幅広・フルサイズにする
5. いったんPDF保存して確認する
6. 見出し・表・画像が変なところで切れていないか見る
7. 必要な場所だけ改ページを入れる
8. 再度PDF保存して確認する

最初から一度で完璧にしようとすると大変です。

まずPDFにしてみて、崩れた場所だけ調整する方が現実的です。


まとめ

WordPressで作成したWebページは、ChromeやEdgeの印刷機能を使ってPDF化できます。

ただし、そのままPDF化すると、サイドバーが入ったり、画像が出なかったり、横長の図が小さくなったり、ページ区切りが不自然になったりすることがあります。

きれいにPDF化するためには、以下の点が重要です。

固定ページで作成する
サイドバーを消してワンカラムにする
画像ブロックで画像を挿入する
横長画像は幅広・フルサイズにする
PDF化前に画像を読み込んでおく
背景のグラフィックをオンにする
必要な場所に改ページを入れる

特に重要なのは、画像幅の調整とページ区切りの調整です。

業務フロー図や大きな表は、ページ途中に小さく詰め込むより、改ページを入れて1ページに収めた方が読みやすくなります。

WordPressで申請資料やマニュアルを作る場合は、Webページとしての見た目だけでなく、PDF化したときの見え方も確認しながら調整することが大切です。

DXジュン プロフィール写真

筆者プロフィール|DXジュン(Apice Technology 代表)

「tecn」を運営している DXジュン です。
Apice Technology株式会社の代表として、20年以上にわたり Web制作・業務システム開発・業務改善支援に携わっています。

普段は中小企業向けに、在庫管理・予約管理・受発注管理など、業務を効率化するためのシステム開発やDX支援を行っています。

tecnでは、業務改善のヒントやWebシステムの仕組み、「技術が暮らしを少し便利で楽しくする」をテーマに、現場目線で分かりやすく情報発信しています。

最近は在庫管理のDX化に力を入れており、SKU・JAN・棚卸・バーコード運用など、現場で役立つ実践的なノウハウを発信しています。

また、小規模事業者向けの無料ツール 「アピスminiシリーズ」も公開しています。

業務改善に役立つ無料ツールや在庫管理システムを公開しています

無料在庫管理システムを見る アピスminiシリーズを見る

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記事が皆さまの仕事や日常のヒントになれば幸いです。

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