1. システム正式名称
アピス在庫管理システム
本資料は、IT導入補助金におけるITツール登録申請にあたり、アピス在庫管理システムの機能概要、対応業務、システム構成、動作環境を説明するものです。
本システムは、中小企業・小規模事業者の在庫管理業務を支援するWeb型の在庫管理システムです。特に手作業、エクセル等で工数をかけるが、正確な情報管理ガムzyかしく、そこからの脱却を目指す小規模事業者向けに商品マスター管理、SKU管理、入出庫管理、在庫一覧、入出庫履歴、棚卸管理、ロケーション管理、検品受け入れ、ABC分析、CSV入出力など、在庫管理業務に必要な基本機能を提供します。
利用者は、PC、スマートフォン、タブレットなどの端末からWebブラウザを通じてシステムにアクセスし、日々の在庫確認、入庫・出庫登録、棚卸、履歴確認、在庫分析などの業務を行うことができます。
2. ITツール基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ITツール名 | アピス在庫管理システム |
| 商品ID | STOCKbase |
| プラン名称 | 基本プラン |
| 開発元 | アピステクノロジー株式会社 |
| 販売元 | アピステクノロジー株式会社 |
| 提供形態 | Web型在庫管理システム |
| ライセンス形態 | サーバーライセンス |
| 主な対象業務 | 在庫管理、入出庫管理、棚卸管理、ロケーション管理、検品受け入れ、在庫分析 |
本システムは、サーバー上にシステムを構築し、複数の利用者がWebブラウザからアクセスして使用する構成です。ライセンスはサーバーライセンスを基本とし、導入先の利用規模や運用内容に応じてシステム構成を調整します。
3. 対応する業務プロセス
本システムは、在庫管理に関わる一連の業務プロセスを支援します。主な対応プロセスは以下のとおりです。
| 業務プロセス | 対応機能 |
| 商品情報管理 | 商品登録、商品編集、商品削除、商品一覧、カテゴリ管理、サイズ・カラー管理 |
| 在庫管理 | 在庫一覧、在庫数量確認、在庫ステータス管理、在庫調整 |
| 入出庫管理 | 入庫処理、出庫処理、入出庫理由コード記録、入出庫履歴管理 |
| 検品・受け入れ管理 | 検査入庫、検査出庫、検品ステータス管理 |
| 棚卸管理 | 棚卸登録、棚卸リスト、棚卸差分確認 |
| ロケーション管理 | 棚番管理、保管場所管理、ゾーン・エリア単位での管理 |
| 注文・払い出し管理 | 注文データ取込、注文データ一覧、注文データ詳細、払い出し管理 |
| バーコード・CSV処理 | 商品バーコード一覧、CSV入出庫、CSV出力 |
| 在庫分析 | ABC分析、在庫金額確認、重点管理商品の把握 |
| セット商品管理 | セット商品の構成・分解、構成品単位の在庫管理 |
本システムにより、商品情報の登録から、入庫、出庫、在庫確認、棚卸、履歴確認、分析までを一元的に管理できます。
4. 主要機能概要
4-1. 商品情報管理
在庫管理対象商品の基本情報を登録・変更・削除する機能です。
商品はSKU(商品コード)単位で管理し、商品番号・サイズ・カラーなどの属性情報を組み合わせて識別します。同一商品であっても、サイズ違い・カラー違いの商品を個別に管理できるため、実際の在庫管理単位に合わせた商品登録が可能です。
また、商品カテゴリ、サイズ、素材、カラーなどの分類情報を管理できるため、取扱商品を整理し、在庫一覧、入出庫処理、棚卸作業時に対象商品を判別しやすくします。
4-2. 在庫一覧・在庫状況管理
登録されている商品の在庫状況を一覧で確認する機能です。
商品名、商品コード、現在庫数、棚番、ロット番号、使用期限、在庫金額などを一覧表示できるため、在庫の全体状況を把握しやすくなります。
必要に応じて、商品別、カテゴリ別、ロケーション別に在庫状況を確認でき、日常の在庫確認、棚卸、発注判断、在庫調整に活用できます。
4-3. 入庫・出庫管理
商品の入庫・出庫処理を行い、在庫数量を更新する機能です。
SKU単位で入庫・出庫を登録でき、各処理に対して理由コードを付与できます。通常入庫、返品、調整入庫、出荷、廃棄、棚卸差異調整など、在庫変動の理由を記録できるため、後から在庫の動きを確認しやすくなります。
入庫・出庫処理により、システム上の在庫数量が更新され、在庫一覧や履歴情報に反映されます。
バーコードリーダーを使用することで、業務の正確性、操作の容易性が格段にアップします。
4-4. 入出庫履歴管理
入庫・出庫処理の履歴を自動的に記録する機能です。
処理日時、対象商品、数量、処理区分、理由コードなどを履歴として確認できます。これにより、いつ、どの商品が、どれだけ入出庫されたかを後から追跡できます。
在庫差異や誤出庫などが発生した場合でも、過去の処理履歴を確認することで、原因調査や確認作業を行いやすくします。
4-5. 在庫調整機能
実在庫とシステム在庫に差異が生じた場合に、在庫数量を調整する機能です。
棚卸結果や現場確認の結果に基づき、必要に応じて在庫数量を修正できます。調整時には、調整理由を記録することで、在庫数量が変更された背景を後から確認できます。
4-6. 検品・受け入れ管理
入庫時に検品が必要な商品について、検査中在庫として管理する機能です。
通常入庫とは別に、検査入庫、検査出庫などのステータスを管理することで、検品前の在庫と正式に受け入れた在庫を区別できます。検品合格後に正式な入庫処理を行うことで、受け入れ前後の在庫状態を管理しやすくします。
4-7. 棚卸管理
実地棚卸を行い、システム上の在庫数量と実在庫の差分を確認する機能です。
棚卸登録、棚卸リストの作成、棚卸差分リストの確認に対応します。ロケーションを指定することで、ゾーン単位・エリア単位での部分棚卸に対応できるほか、全在庫を対象とした棚卸も実施できます。
棚卸結果をもとに差分確認を行い、必要に応じて在庫調整に反映できます。
4-8. ロケーション・棚番管理
商品ごとに棚番や保管場所を設定し、商品の所在を管理する機能です。
棚番をもとにゾーンやエリアを区分することで、商品の所在確認、入出庫作業、ピッキング作業、棚卸作業を効率化できます。
倉庫や保管場所が複数ある場合でも、商品がどこに保管されているかを把握しやすくなります。
4-9. 注文データ取込・払い出し管理
外部の注文データを取り込み、注文単位で払い出し処理を行う機能です。
注文データを取り込むことで、注文番号ごとに必要な商品の払い出し内容を確認し、在庫からの出庫処理につなげることができます。EC販売やレンタル業務など、注文データと在庫処理を連携させる運用に対応します。
4-10. バーコード・CSV入出庫
商品バーコードやCSVデータを利用して、入庫・出庫処理を行う機能です。
商品バーコード一覧を表示・印刷し、現場作業での商品識別に活用できます。また、CSV形式のデータを取り込むことで、他システムやExcel等で作成したデータをもとに入出庫処理を行うことができます。
在庫一覧や注文データはCSV形式で出力できるため、Excel等での確認・集計・分析にも活用できます。
4-11. ABC分析
在庫金額をもとに商品をA・B・Cランクに分類し、重点管理対象を把握する機能です。
仕入価格と現在庫数から在庫金額を算出し、金額の大きい商品を重点管理対象として可視化します。これにより、高額在庫の確認、過剰在庫の把握、棚卸精度の向上、在庫差異の早期発見に役立てることができます。
4-12. セット商品管理
複数の商品を組み合わせたセット商品の在庫管理を行う機能です。
セット商品を構成する商品を登録し、構成品単位で在庫を管理できます。セット商品の構成・分解を行うことで、単品在庫とセット在庫の関係を整理し、在庫数量の把握をしやすくします。
5. 基本機能一覧
本システムの主な機能は以下のとおりです。
| 分類 | 機能 |
| 認証・管理画面 | ログイン、管理者TOPページ |
| 商品マスター | 商品登録、商品編集、商品削除、商品一覧 |
| 分類マスター | カテゴリ登録・変更・削除、サイズ登録・変更・削除、素材登録・変更・削除、カラー登録・変更・削除 |
| 在庫処理 | 入庫・出庫、入出庫履歴、在庫一覧、在庫ステータス、在庫調整 |
| バーコード | 商品バーコード一覧、バーコード表示、バーコード印刷 |
| CSV処理 | CSV入出庫、在庫CSV出力、注文データCSV出力 |
| 注文・払い出し | 注文データ取込、注文データ一覧、注文データ詳細、払い出し一覧 |
| 棚卸 | 棚卸登録、棚卸リスト、棚卸差分リスト |
| 検品 | 検査入庫、検査出庫、検品ステータス管理 |
| 分析 | ABC分析、在庫金額確認 |
| セット商品 | セット商品の構成、分解、構成品管理 |
なお、各画面の詳細な操作方法、入力項目、画面キャプチャについては、別添資料「在庫管理リファレンスマニュアル 抜粋」に記載します。
6. 業務フロー概要
本システムを利用した在庫管理業務の基本的な流れは以下のとおりです。
| ステップ | 業務内容 | 関連機能 |
| 1 | 初期設定 | 商品マスター登録、カテゴリ登録、サイズ・カラー登録、 |
| 2 | 入庫処理 | 入庫登録、検査入庫、理由コード記録 棚番設定 |
| 3 | 在庫確認 | 在庫一覧、在庫ステータス、棚番確認、ロット・使用期限確認 |
| 4 | 出庫・払い出し | 出庫登録、注文データ取込、払い出し処理 |
| 5 | 履歴確認 | 入出庫履歴、理由コード確認、在庫変動の追跡 |
| 6 | 棚卸 | 棚卸登録、棚卸リスト、棚卸差分確認、在庫調整 |
| 7 | 分析・出力 | ABC分析、在庫CSV出力、注文データ書き出し |
業務フロー図
【ここに業務フロー図を挿入】
本システムでは、初期設定として商品マスターやカテゴリ情報を登録した後、日常業務として入庫・出庫・在庫確認を行います。必要に応じて、注文データの取り込み、払い出し処理、検品管理、棚卸、CSV出力、ABC分析を行い、在庫状況を継続的に管理します。
7. システム構成
7-1. 基本構成
本システムは、Linuxサーバー上に在庫管理システムをセットアップして利用する構成です。
利用者は、PC、スマートフォン、タブレットなどの端末からWebブラウザを通じてシステムにアクセスし、在庫確認、入出庫登録、棚卸、履歴確認、分析などの業務を行います。
システム本体はサーバー側で稼働するため、利用端末ごとに専用ソフトウェアをインストールする必要はありません。インターネット接続環境とWebブラウザがあれば、社内外の複数端末から利用できます。
7-2. サーバー環境
標準構成では、Linux OSを搭載したVPSサーバー上にシステムを構築します。
サーバースペックは、利用人数、登録商品数、取引先数、入出庫件数、画像・帳票等の利用状況により変動しますが、基本構成としてはメモリ2GB程度のLinux VPSサーバーを想定しています。
この構成により、小規模から中規模の在庫管理業務に対応可能です。目安として、取引先数が数百社規模、商品データ数が数千件程度の運用であれば、標準的なVPS構成での利用を想定しています。
7-3. 想定サーバースペック
| 項目 | 標準構成 |
| サーバー種別 | VPSサーバー |
| OS | Linux |
| メモリ | 2GB程度から |
| ストレージ | 利用データ量に応じて選定、50GB以上を目安 |
| Webサーバー | Linux上で稼働するWebサーバー環境 |
| データベース | MySQLデータベース |
| 利用形態 | Webブラウザによるアクセス |
サーバースペックは固定ではなく、導入先の利用規模に応じて調整します。利用人数が多い場合、商品点数が多い場合、入出庫件数が多い場合、帳票や画像ファイルを多く扱う場合には、上位スペックのサーバー構成を選定します。
8. 動作環境
本システムはWebブラウザ上で動作する業務用Webシステムです。利用者端末への専用ソフトウェアのインストールは不要で、インターネットに接続可能なPC、スマートフォン、タブレットから利用できます。
| 区分 | 対応環境 |
| PC | Windows 10、Windows 11 |
| スマートフォン・タブレット | iOS 12以降、Android 10以降 |
| 推奨ブラウザ | Google Chrome、Microsoft Edge、Safari等の主要ブラウザ最新版 |
| ネットワーク | インターネット接続環境 |
ブラウザは、各OSで提供されている主要ブラウザの最新版での利用を推奨します。古いOSやサポートが終了したブラウザでは、画面表示や一部機能が正しく動作しない場合があります。





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