ネットショップについてのイメージ画像

ネットショップを作成、運用するプラットフォームとして人気が高いサービスがShopify

社内ではネットショップツールを販売していますが、カスタマイズが豊富なShopifyを構築することになりました。

ネットショップを始めるにあたって多くのサービスがありますが、何が違うのだろう?という疑問があると思います。まずは、種類の違いを説明していきます。

ネットショップの種類

ネットショップは、ザックリ分けると3種類になります。

  1. モール型ネットショップ
  2. インターネットのショッピングモール(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)に出店

  3. ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)型ネットショップ
  4. クラウドで提供するシステム(Shopify、BASE、MakeShop、カラーミーショップなど)でネットショップを出店

  5. 独自型ネットショップ
  6. サーバーを準備し、ネットショップ用のソフトウェアをインストールして構築、出店

ネットショップ メリット デメリット
モール型
ネットショップ
知名度や信頼度が高い
集客力がある
自由度が低い
出展料が高い
ASP型
ネットショップ
サーバーを用意する必要がなく
システム内でのデザインや機能は自由
費用が安価
自身で広告・宣伝が必要
独自型
ネットショップ
オリジナル性の高いデザインや機能を搭載できる
大規模なネットショップ向き
自社でサーバー管理
保守
プログラミングの知識が必要

モール型ネットショップ

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが有名ですが、これらのネット上でのショッピングモールの中にお店を開くという形になります。

実店舗で例えると、ショッピングモールの一画を賃貸し、テナント出店を行うようなものです。

ネットショップでは賃料ではなく、出店料や手数料を払い出店します。

Amazonや楽天市場などの管理画面から、商品情報や決済情報、配送情報などを入力してネットショップを運営します。

◎モール型ネットショップのメリット

知名度が高く、信頼度も高いため、ネット上で買い物をしようと思った時に、真っ先に思い浮かぶと思います。特に購入する目的で商品検索などをかけて商品を見つけるため、それなりの集客が見込め、購買率(コンバージョン率)が高くなります。

サーバーレンタル、サイト構築、ドメイン取得などを行わなくてもショップを出店でき、ショップモール担当者にアドバイスやサポートを受けられることもあって、ITの知識がなくても始めやすいです。

◎モール型ネットショップのデメリット

モール型ネットショップは、出店料販売手数料成約料などがかかります。利益をあげるには、その費用なども考えて販売する必要があります。

またモール型ではシステムの範囲内でのデザインや機能になるため、制約が多く、他店との違いを出しづらくブランド化も困難です。

ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)型ネットショップ

ネットショップに必要なシステムを利用して、独立したネットショップを出店できます。ネットショップサービスの管理画面から商品情報などを入力して、ネットショップを運営します。

使い方としてはモール型と似ていますが、違いは独立型であることです。。

◎ASP型のメリット

モール型とは違い、独立型のため競合店と比較されず価格競争を避けられます。

自社サーバーなども用意することもなく、システムの範囲内でデザインや機能を設定し、気軽にネットショップが開設できます。

自社のネットショップを持つサービスの中では、最も簡単でコストが低い方法になります。

◎ASP型のデメリット

モール型とは違って集客がないため、自身でSNSや広告を使った集客方法を考えて戦略を練る必要があります。

また、モール型よりは自由度が高いデザインや機能設定ができますが、あくまでシステム範囲内であるため、範囲外の高度なカスタマイズはできません。

独自型ネットショップ

独自でネットショップ運営システムを開発したものを購入し、自身でサーバーを借りて、サーバーにネットショップ運営システムを導入して開設します。

独自型ネットショップでは EC-CUBE が有名です。

「EC-CUBE」はオープンソースのネットショップ運営システムで、コードもすべて閲覧でき、カスタマイズが可能です。

管理画面はモール型やASP型の仕組みと同じような感じです。

ただし、何から何まで自身で行う必要があります。

◎独自型ネットショップのメリット

独自型ネットショップは3種類の中で、一番自由度が高くなります。

一から構築していくため、プログラミングの知識さえあれば何でもできます。そのため、オリジナル性の高いネットショップができ、規模が大きくなってもカスタマイズや引っ越しを行えます。

購入すれば、固定費は低く抑えられます。

◎独自型ネットショップのデメリット

サーバーやドメインの取得などのITリテラシー、プログラミングの知識が必要です。セキュリティ対策や、サーバーの保守・運用も行わなければならず、不具合が出た場合も、自身で直すしかありません。

まとめ

それぞれのメリット・デメリットがあるために希望に合ったネットショップを開設できるように、どのような運営にしていくのか、十分に吟味しながら最も良い方法で検討していきたいですね。

アピステクノロジーでは独自型ネットショップを始め、さまざまなITツールの販売や、モール型・ASP型のShopifyを始めとしたネットショップ開設を行っています。

何かありましたらお気軽にお問い合わせください。