カテゴリ横断メニューとは?
カテゴリ横断メニューとは、1つの記事や1つのサブカテゴリ内だけで読者を回遊させるのではなく、関連する別サブカテゴリの記事へも自然に誘導するためのカード型メニューです。
これまでの記事内リンクは、主に同じサブクラスター内の記事同士をつなぎ、ピラー記事やハブ記事へ評価を集めることを目的としていました。
一方で、カテゴリ横断メニューは、伸びている記事やPVの多い記事を入口として、カテゴリ全体の他テーマへ読者を広げる役割を持ちます。
たとえば在庫管理カテゴリであれば、SKUの記事を読みに来た読者に対して、バーコード、ピッキング、使用期限管理、在庫分析、在庫の悩みなど、関連する別テーマも案内します。
これにより、1記事だけで離脱させず、カテゴリ全体の回遊を増やすことができます。
カテゴリ横断メニューは、単なるテキストリンクではなく、画像付きの小型カードで表示します。
画像、短いタイトル、1行説明を組み合わせることで、読者が一瞬で「自分に関係がありそうなテーマ」を見つけやすくなります。
設置場所は、記事上部のリード文直後、または記事末の関連記事前を基本とします。
特にPVがある記事、検索流入が多い記事、サブカテゴリの入口になっている記事に優先して設置します。
今後は、在庫管理編、アピスmini編、LDAC編、どこの国編、ダイソー編など、主要カテゴリごとに横断メニューを作成し、各サブカテゴリのPVがある記事へ組み込んでいきます。
目的は、サブクラスター内の評価集中だけでなく、カテゴリ全体への回遊を増やし、サイト全体のPVと内部リンク効果を高めることです。
カテゴリ横断メニューの作り方|ステップバイステップ
カテゴリ横断メニューは、ただ関連リンクを並べるだけではなく、読者が「次に読みたいテーマ」を直感的に選べるように設計することが大切です。
ここでは、在庫管理カテゴリで作成したカテゴリ横断メニューを例に、作成手順を整理します。
STEP1:横断させたい大カテゴリを決める
まず、カテゴリ横断メニューを作る対象となる大カテゴリを決めます。
今回の例では、対象は「在庫管理」カテゴリです。
在庫管理カテゴリの中には、SKU、バーコード、ピッキング、使用期限、在庫分析、在庫の悩みなど、複数のサブテーマがあります。
このように、1つの大カテゴリの中に複数の関連テーマがある場合、カテゴリ横断メニューが有効です。
STEP2:読者を誘導したいサブテーマを選ぶ
次に、カードとして表示するサブテーマを選びます。
ポイントは、SEO上の分類名だけで考えるのではなく、読者がクリックしたくなるテーマ名にすることです。
在庫管理カテゴリでは、次の6つを選びました。
・SKU・商品コード
・バーコード管理
・ピッキング改善
・使用期限管理
・在庫分析
・在庫の悩み
この6つは、在庫管理に関心がある読者が次に知りたくなりやすいテーマです。
STEP3:各カードのタイトルと説明文を決める
カードには、タイトルだけでなく、1行説明を入れます。
タイトルだけだと、読者が「自分に関係ある内容かどうか」を判断しにくい場合があります。
そこで、短い説明文を添えることで、クリック後にどんな記事が読めるのかを分かりやすくします。
在庫管理カテゴリでは、次のように設定しました。
SKU・商品コード
商品番号・JAN・SKUの違いを整理
バーコード管理
バーコードで入力ミスを減らす方法
ピッキング改善
出荷作業を早く正確にする基本
使用期限管理
期限切れを防ぎ、先入先出を進める方法
在庫分析
在庫回転率やABC分析を確認する
在庫の悩み
欠品・過剰在庫・棚卸ズレを改善
このように、カード文言は短く、具体的で、初心者にも意味が分かる表現にします。
STEP4:リンク先の記事を決める
次に、それぞれのカードのリンク先を決めます。
原則としては、各サブテーマの中心になる記事へリンクします。
ただし、必ずしもサブピラー記事に限定する必要はありません。
今回の目的は、検索流入のある記事からカテゴリ全体へ回遊を広げることなので、読者が読みやすく、実際にPVがある記事やTop Articleを優先するのも有効です。
在庫管理カテゴリでは、次のように設定しました。
SKU・商品コード
https://tecn.apice-tec.co.jp/sku-meaning/
バーコード管理
https://tecn.apice-tec.co.jp/baecode-howto-use-60129/
ピッキング改善
https://tecn.apice-tec.co.jp/picking-mistake-prevention-inventory-guide/
使用期限管理
https://tecn.apice-tec.co.jp/expire-mgmt-inventory60225/
在庫分析
https://tecn.apice-tec.co.jp/inventory-turnover-calculationway60222/
在庫の悩み
https://tecn.apice-tec.co.jp/inventory-nostock-solution51116/
ここで大切なのは、カード名とリンク先の内容がズレないことです。
たとえば「使用期限管理」というカードであれば、特定の商品だけの記事よりも、使用期限管理全体を説明する記事へリンクしたほうが自然です。
STEP5:カード用の画像を用意する
カテゴリ横断メニューは、テキストリンクだけでも作れます。
しかし、記事上部に設置する場合、テキストだけでは少し弱く見えることがあります。
そこで、各カードに小さめの画像やアイコンを入れると、読者がテーマを直感的に理解しやすくなります。
今回の在庫管理カテゴリでは、イラスト系の画像を使用しました。
画像は、実写よりも統一感のあるイラストのほうが、カード全体として見やすくなります。
画像作成時の方針は次の通りです。
・正方形の画像にする
・画像内に文字は入れない
・明るく清潔感のある業務系イラストにする
・小さく表示してもテーマが分かる構図にする
・6枚のテイストを統一する
画像とカード文言を組み合わせることで、単なるリンク集ではなく、カテゴリ内の案内板として機能しやすくなります。
STEP6:カード型HTMLを作成する
カード文言、リンク先、画像URLが決まったら、WordPressのカスタムHTMLブロックに貼れる形でHTMLを作成します。
基本構成は、次のようにします。
・全体の見出し
・カード一覧
・各カードの画像
・カードタイトル
・1行説明
・リンク先URL
PCでは3列×2段、スマホでは2列×3段程度にすると、見やすく配置できます。
記事上部に置く場合は、カードが大きくなりすぎないように注意します。
カテゴリ横断メニューの主役は、あくまで本文ではなく、読者を次の記事へ案内する補助導線です。
STEP7:PVがある記事から優先して設置する
カテゴリ横断メニューは、最初から全記事に入れる必要はありません。
まずは、検索流入が多い記事、PVが伸びている記事、各サブカテゴリの入口になっている記事に優先して設置します。
在庫管理カテゴリでは、たとえば次のような記事が候補になります。
・SKUの上位記事
・使用期限管理の上位記事
・在庫回転率の記事
・欠品対策の記事
・無料在庫管理システムの記事
・商品マスター系の記事
PVがある記事に設置することで、すでに集まっている読者を、別サブカテゴリの記事へ自然に誘導できます。
STEP8:クリック状況を見て改善する
カテゴリ横断メニューは、一度作って終わりではありません。
設置後は、どのカードがクリックされているか、どの記事から回遊が発生しているかを確認します。
クリックされないカードがあれば、次のような改善を検討します。
・カードの並び順を変える
・カードタイトルを分かりやすくする
・説明文を短くする
・画像を差し替える
・リンク先記事を変更する
特に、PVがある記事に設置した場合は、どのサブカテゴリへ読者が流れやすいかを確認することで、今後の記事作成や内部リンク設計にも活かせます。
カテゴリ横断メニュー作成の基本ルール
カテゴリ横断メニューを作るときは、次のルールを基本とします。
・カード数は4〜6個を目安にする
・画像、タイトル、1行説明をセットにする
・リンク先は読者の期待に合う記事を選ぶ
・PVがある記事から優先して設置する
・サブクラスター内リンクとは役割を分ける
・記事上部または記事末に設置する
・設置後にクリック状況を見て改善する
カテゴリ横断メニューは、サブクラスター内で評価を集める内部リンクとは別の役割を持ちます。
目的は、伸びている記事を入口にして、カテゴリ全体へ読者を広げることです。
まとめ
カテゴリ横断メニューは、PVがある記事から別サブカテゴリへ読者を誘導するための画像付きカードメニューです。
在庫管理カテゴリでは、SKU、バーコード、ピッキング、使用期限、在庫分析、在庫の悩みという6つのテーマをカード化しました。
このように、カテゴリ内の主要テーマを見える化することで、読者は自分に関係のある記事を見つけやすくなります。
今後は、在庫管理編だけでなく、アピスmini編、LDAC編、どこの国編、ダイソー編などでも同じ考え方でカテゴリ横断メニューを作成していきます。
伸びている記事を単独で終わらせず、カテゴリ全体へ読者を広げることが、カテゴリ横断メニューの大きな目的です。


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