サイトイメージの基になるヒアリングの重要性
前回ご紹介したアピスのヒアリングシートですが、お客様のご記入が終わり本日ご提出いただきました。
今回のヒアリング項目は16つになります。(必要に応じで付け足してください)
- サイトタイトル
- ドメイン
- サーバーに関して
- サイト構築の背景・目的・コンセプト
- サイトのタイプ
- 顧客ターゲット・ニーズ
- サイト規模
- 期待する効果
- 同業・競合他社のサイト情報
- 御社にてご準備・ご提供いただける各種素材
- ご予算とスケジュール
- 更新頻度・運営に関して
- デザインテイスト キーワード
- サイトカラー
- 参考サイト(デザイン・コンテンツ)
- その他ご要望・条件等
ヒアリング内容の不一致
内容を確認していて「!」と思ったのは、「13.デザインテイストキーワード」に対し、シック、高級感、フォーマル、知性的、シンプル、重厚なデザインとご記入いただいたのですが、「15.参考サイト」では、今時の明るくシンプルな軽いデザインのサイトと記していたことです。
お客様の事業内容は、法案などが絡む都市開発のプロジェクト事業や資産運用に関わるプロジェクトで(新規サイトなので調査結果が数少ない)よくわからないのですが、ターゲットは20〜50代の男性が9割を占める様子。
シック、高級感、フォーマル、知性的、シンプル、重厚なデザイン?
デザインは認識が人それぞれ違います。
そこで、ビジュアルを一般的イメージにフィットさせるために「高級感」「シック」「重厚」を検索してみました。色彩についても検索し、一般的に認識されるものを調査しました。
やはり、参考サイトとはビジュアルイメージが違います。
参考サイトは白ベースに黒とグレーを大胆に使用した、スッキリしたイメージ。今時で、どんな業種でも好印象の代表的な感じ。コンテンツも少なく、今回の作成するサイトと同じ項目でシンプル。
- TOP
- 会社概要
- 事業概要(TOPにIDリンク)
- 採用情報
- お問合せ
ふむふむ。
これはサイトのビジュアルイメージではなく、サイトの構造について参考にするといったことではないか?
そこで新米でも賢威のカスタマイズでどんなことができるのか調査し、どうやったら高級感・知的・フォーマルになるかをまとめ、イラストレータで簡単にダークバージョンとハワイとバージョンでビジュアル化してみました。
ついでに、簡単に頭文字を使用しロゴらしきものも同時に制作しました。
(ロゴの制作はまた別の機会にご紹介いたします)
上司からの指摘
TOPデザインを提出したところ、今回のプロジェクトを掴んできてくれた上司から「アピコ、TORがわかりませんが?」とご指摘が。
参考サイトのイメージと案として提出したTOPデザインがかけ離れていると指摘。このまま作業をした場合、やり直しが来たら修正にとても時間がかかるのではないかと。
確かにそうでした。
私個人の調査と認識では、デザイン作業を開始するにはあまりにも不確定過ぎ、やり直しになったら私の作業量は増えて、結局、自分の負担が増える。お客様にも会社にも迷惑!
そこで、デザイン作業は一旦止めて、もう一度、お客様にヒアリング結果と参考サイトについてチャットでもう一度お伺いすることにしました。
お客さまが事業立ち上げの場合、殆どのケースでお忙しいことが多く返答は遅くなりがちです。やんわりと期日を申し上げる必要がありそうです。
お客様の返答を待つ間、賢威のダウンロード、ワードプレスへのアップロードを行いたいと思います。
手順の内容はこちら(子テーマが少し厄介ですが、手順通り進めばスムーズにアップロードでき、賢威のテーマを有効化できますよ!
<新米 WEBデザイナー アピコ>
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