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STEPmini V1.0 シート記入例つき完全版 初心者向け運用マニュアル

2026 4/29
アピスmini STEPmini 未分類
2026年4月29日
目次

初心者向け運用マニュアル


1. このマニュアルでわかること

このマニュアルでは、STEPmini V1.0 を初めて使う方に向けて、

  • どのシートに何を書くのか
  • どんな順番で準備するのか
  • 問い合わせが1件、2件来たときにどう運用するのか
  • 送信できたかどうかをどこで確認するのか

を、実際の記入例つきで説明します。

STEPmini V1.0 は、customers / scenarios / steps / logs / settings の5つのシートで動いています。
GASでは、この5シートを読み込み、開始日からの経過日数によって、その日に送るべきメールを自動で判定する仕組みです。


2. STEPminiの全体像

STEPmini は、次の流れで使います。

  1. settings で基本設定を入れる
  2. scenarios で配信シナリオを作る
  3. steps で1通目〜5通目の内容を作る
  4. customers に問い合わせ顧客を登録する
  5. バッチを実行する
  6. logs で送信結果を確認する

つまり、初心者の方はまず
「5枚のシートの意味」
を理解すればOKです。


3. 5枚のシートの役割

3-1. settings

STEPmini 全体の基本設定を入れるシートです。

ここでは主に次を使います。

  • global_active
  • from_name
  • reply_to
  • signature

このシートの役割

  • 配信をONにするかOFFにするか
  • 差出人名を何にするか
  • 返信先をどこにするか
  • 署名をどうするか

3-2. scenarios

「どの配信パターンを使うか」を定義するシートです。

たとえば、

  • 問い合わせ向け
  • 資料請求向け
  • セミナー申込向け

のように、用途ごとに1つずつ作れます。

GASでは、1列目を scenarioId、3列目を有効判定に使っています。


3-3. steps

シナリオごとのメール内容を管理するシートです。

GASでは、

  • scenarioId
  • stepNo
  • days
  • enabled
  • subject
  • body

を読んでいます。


3-4. customers

問い合わせが来た顧客を登録するシートです。

GASでは customers から次の位置を見ています。

  • row[1] = 名前
  • row[2] = 会社名
  • row[3] = メールアドレス
  • row[4] = 開始日
  • row[5] = シナリオID
  • row[6] = 停止フラグ

3-5. logs

実際に送信した結果を記録するシートです。

  • 送れたか
  • 失敗したか
  • 何通目を送ったか
  • エラーがあったか

を確認します。
また、同じ email + scenarioId + stepNo の SUCCESS があると再送しない仕組みです。


4. まず作るおすすめシナリオ

初心者の方は、最初から複数シナリオを作らず、まず1本だけ作るのが安全です。

今回は次の例で説明します。

シナリオ名

SC001:STOCKmini 問い合わせフォロー

5通の内容

  1. お問い合わせありがとうございます
  2. STOCKminiでできること
  3. STOCKminiの基本的な使い方
  4. よくあるつまずき
  5. ご質問・ご相談の案内

5. settings シートの記入例

まず最初に settings シートを設定します。

入力例

A列(キー)B列(値)
global_activeTRUE
from_nameSTEPmini
reply_toinfo@example.com
signatureアピステクノロジー株式会社\n担当:山田

記入内容の意味

global_active

STEPmini 全体の配信ON/OFFです。
TRUE にしないと、GASは最初に止まります。

from_name

受信者に表示される送信者名です。

reply_to

受信者が返信するときの返信先アドレスです。

signature

メール本文の最後に自動で追加される署名です。
GASでは本文の末尾に settings.signature を付けています。

初心者向けポイント

最初に必ず
global_active = TRUE
を確認してください。
これが FALSE だと、ほかが全部正しくても送信されません。


6. scenarios シートの記入例

次に scenarios シートを作ります。

入力例

A列 scenarioIdB列 シナリオ名C列 active
SC001STOCKmini 問い合わせフォローTRUE

これで何が起こるか

この1行を作ることで、SC001 が有効シナリオになります。
customers や steps でこの SC001 を使えば、STEPmini はこの流れを配信対象として認識します。

初心者向けポイント

  • scenarioId は必ず重複しないようにする
  • 最初は SC001 だけでよい
  • active は TRUE にする

7. steps シートの記入例

次に、SC001 の5通を steps シートに登録します。

入力例

A列 scenarioIdB列 stepNoC列 daysD列 enabledE列 subjectF列 body
SC00110TRUEお問い合わせありがとうございます{name} 様\nお問い合わせありがとうございます。今後、順番にご案内をお送りします。
SC00121TRUESTOCKminiでできること{name} 様\n本日は、STOCKminiでできることをご紹介します。
SC00133TRUESTOCKminiの基本的な使い方{name} 様\n今回は、使い始めの流れをご案内します。
SC00145TRUEよくあるつまずきと対処法{name} 様\n初心者の方が迷いやすい点をまとめました。
SC00157TRUEご不明点があればご相談ください{name} 様\nご不明点があれば、このメールに返信してください。

各列の意味

scenarioId

どのシナリオのメールかを表します。
ここでは全部 SC001 です。

stepNo

何通目かを表します。
1,2,3,4,5 と順番にします。

days

開始日から何日後に送るかです。
GASでは、この days と経過日数が一致したときだけ送ります。

enabled

そのメールを有効にするかどうかです。
TRUE だけが送信対象です。

subject

件名です。

body

本文です。

差し込み文字

STEPmini V1.0 では、本文や件名に次の差し込みが使えます。

  • {name}
  • {company}

例

{name} 様
→ 山田太郎 様

{company}
→ 株式会社サンプル

初心者向けポイント

  • stepNo は飛ばさない
  • days は重複してもよいが、まずは順番どおりが安全
  • enabled は TRUE にする
  • subject/body は空にしない

8. customers シートの記入例

ここが実際の問い合わせ登録シートです。

GASが見ている位置

GASでは customers の各行から次を見ています。

  • B列:名前
  • C列:会社名
  • D列:メールアドレス
  • E列:開始日
  • F列:シナリオID
  • G列:停止フラグ

A列は現状の送信処理では使っていないため、顧客番号などを置いてもよいですが、必須ではありません。


customers の入力例(1件目)

A列B列 nameC列 companyD列 emailE列 startDateF列 scenarioIdG列 stopFlag
1山田太郎株式会社サンプルyamada@example.com2026/04/29SC001FALSE

これでどう動くか

この人は 2026/04/29 を開始日として、SC001 に登録されます。
そのため、

  • 4/29 に1通目
  • 4/30 に2通目
  • 5/2 に3通目
  • 5/4 に4通目
  • 5/6 に5通目

という流れで送信されます。


customers の入力例(2件目)

A列B列 nameC列 companyD列 emailE列 startDateF列 scenarioIdG列 stopFlag
2佐藤花子合同会社テストsato@example.com2026/04/29SC001FALSE

2件来た場合の考え方

1件目も2件目も、やることは同じです。

  • 新しい行を追加する
  • 名前を書く
  • 会社名を書く
  • メールを書く
  • 開始日を書く
  • シナリオIDを書く
  • 停止フラグを FALSE にする

これだけで、それぞれ独立して配信されます。
つまり、問い合わせ件数が増えても、特別な操作は不要です。


9. logs シートの記入例

logs は基本的に 手入力しません。
GASが送信結果を書き込みます。

出力例

A列 日時B列 customer_idC列 emailD列 scenarioIdE列 stepNoF列 resultG列 error_messageH列 memo
2026/04/29 09:00yamada@example.comSC0011SUCCESS
2026/04/29 09:00sato@example.comSC0011SUCCESS

エラー時の例

A列 日時B列 customer_idC列 emailD列 scenarioIdE列 stepNoF列 resultG列 error_messageH列 memo
2026/04/29 09:00sato@example.comSC0011ERRORInvalid email: satoexample.com

見方

SUCCESS

正常に送信できた状態です。

ERROR

送信に失敗した状態です。
このときは G列のエラーメッセージを見ます。

初心者向けポイント

毎日の確認は、まず logs を見れば大丈夫です。
「送れたかどうか」はここで確認します。


10. 実際の操作手順

ここでは、ゼロから始める場合の具体的な流れを順番に説明します。

手順1

settings に次を入れる

  • global_active = TRUE
  • from_name = STEPmini
  • reply_to = info@example.com
  • signature = 署名文

手順2

scenarios に次を1行入れる

  • SC001 / STOCKmini 問い合わせフォロー / TRUE

手順3

steps に5行入れる

  • SC001 の 1〜5通目
  • days は 0,1,3,5,7
  • enabled は TRUE

手順4

customers に顧客を1行入れる

  • 名前
  • 会社名
  • メール
  • 開始日
  • SC001
  • FALSE

手順5

バッチを実行する

手順6

logs を見る

  • SUCCESS ならOK
  • ERROR なら内容を確認する

11. 問い合わせが来たときの実例

1件目の問い合わせ

山田太郎さんから問い合わせが来たら、customers にこのように追加します。

A列B列 nameC列 companyD列 emailE列 startDateF列 scenarioIdG列 stopFlag
1山田太郎株式会社サンプルyamada@example.com2026/04/29SC001FALSE

これで配信開始です。


2件目の問い合わせ

次に佐藤花子さんから問い合わせが来たら、customers にさらに追加します。

A列B列 nameC列 companyD列 emailE列 startDateF列 scenarioIdG列 stopFlag
2佐藤花子合同会社テストsato@example.com2026/04/29SC001FALSE

この状態で、2人とも同じSC001の流れで進みます。
1件目だから特別、2件目だから別設定、ということはありません。


12. 配信を止めたいときの記入例

全体を止める

settings の global_active を FALSE にします。

A列(キー)B列(値)
global_activeFALSE

これで全体停止です。


特定顧客だけ止める

customers の stopFlag を TRUE にします。

A列B列 nameC列 companyD列 emailE列 startDateF列 scenarioIdG列 stopFlag
2佐藤花子合同会社テストsato@example.com2026/04/29SC001TRUE

これで佐藤花子さんだけ停止します。


13. 初心者がつまずきやすいミスと見直しポイント

ミス1:global_active が TRUE でない

いちばん多いミスです。
settings を見直してください。

ミス2:customers の開始日が空

E列 startDate が空だと送信されません。

ミス3:customers の scenarioId が違う

F列の scenarioId が SC001 と一致しているか確認してください。

ミス4:steps の enabled が FALSE

そのステップは無効です。

ミス5:customers の stopFlag が TRUE

その顧客は停止されています。

ミス6:メールアドレスが間違っている

D列に @ が入っているか確認してください。
GASは @ がないメールを送信対象にしません。

ミス7:logs を見ていない

送信結果は logs に出ます。
うまく動かないときは、まず logs を確認します。


14. まずはこの形で始めればOK

初心者の方は、最初から複雑にしないことが大切です。

まずは次の形で十分です。

  • scenarios は 1本だけ
  • steps は 5通だけ
  • customers は問い合わせが来たら1件ずつ追加
  • logs を毎回確認

この形で正常に動いたら、その後で

  • シナリオを増やす
  • メール本文を改善する
  • 問い合わせ内容ごとに使い分ける

と広げていけば大丈夫です。


15. まとめ

STEPmini V1.0 は、初心者の方でも、次の5枚のシートを順番に埋めれば使えます。

  • settings:全体設定
  • scenarios:シナリオ定義
  • steps:メール内容
  • customers:顧客登録
  • logs:送信結果確認

特に覚えておきたいのは、次の考え方です。

問い合わせが来たら customers に1行追加し、開始日とシナリオIDを入れるだけで、その顧客ごとにSTEP配信が進む。

これが STEPmini V1.0 の基本です。
送る順番は steps、配信の種類は scenarios、実際の相手は customers、結果確認は logs です。
この役割分担を覚えておけば、初心者でも運用しやすくなります。

プロフィール DXジュン

👤 筆者プロフィール|DXジュン(Apice Technology 代表)

「tecn」を運営している DXジュン です。
Apice Technology株式会社の代表として、20年以上にわたり Web制作・業務改善DX・クラウドシステム開発に携わっています。

普段は企業の現場課題に寄り添いながら、
在庫管理システム/予約システム/求人管理/受発注システム/クラウドソーシング など、 中小企業の仕事を“ラクにするツール”を作っています。

tecn では、業務改善のリアルや、Webシステムの仕組み、 そして「技術が生活をちょっと楽しくしてくれる」ような 日常×デジタルのヒントをゆるく発信しています。

現在の注力テーマは 在庫管理のDX化。 SKU・JAN・棚卸・リアルタイム連携など、 現場で役立つ情報を発信しつつ、 自社のクラウド在庫管理システムも開発・提供しています。
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