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棚番 はんこで棚卸ミスを減らす|属人化を防ぐ棚番ルールの作り方|在庫管理

2026 1/25
業務効率化 在庫管理 未分類
2026年1月25日
目次

棚番 はんこで棚卸ミスを減らす|属人化を防ぐ棚番ルールの作り方|在庫管理

棚卸、
毎回ズレていませんか?


  • ちゃんと数えたはずなのに合わない
  • 人によって数が違う
  • 前回と同じ場所を数えているのに、またズレる
  • 原因がよく分からないまま「まあいいか」で終わる

👉
この状態、かなり多くの現場で起きています。


そして多くの人が、
こう思っています。


「たぶん、
数え方が雑なんだと思う…」

「もっと慎重に数えれば、
そのうち合うようになるはず…」


でも、
先に結論を言います。


👉
棚卸ミスの原因は、
ほとんどの場合「数え方」ではありません。



本当の原因は、
もっと手前にあります。


  • どこからどこまでが1棚なのか曖昧
  • 棚番が読みにくい・統一されていない
  • 同じ番号が複数ある
  • 棚の場所が人によって違う認識になっている

👉
つまり、
「場所」と「棚番」が壊れているだけ

です。



この記事では、


  • なぜ棚卸ミスは、
    毎回同じように起きるのか?
  • なぜ「ちゃんと数えているのに」
    合わないのか?
  • なぜ棚番を整えるだけで
    ミスが激減するのか?

このあたりを、
現場目線で、できるだけやさしく
整理していきます。



そして後半では、


  • 棚番はんこを
    どう使えば失敗しないのか
  • 属人化を防ぐ
    棚番ルールの作り方
  • Excel管理のままで
    どこまでミスを減らせるのか

👉
「今日から何をやればいいか」
まで落とし込みます。



棚卸ミスを
「現場の頑張り」で解決するの、
そろそろやめませんか?

H2-1|なぜ棚卸ミスは、毎回同じように起きるのか?

👉 問題の“正体ズラし”ゾーン
(数え方の問題じゃないと気づかせる)


棚卸のたびに、
こんなことが起きていませんか?


  • 今回も数が合わない
  • 前回と同じ商品でズレている
  • 人によってカウント結果が違う
  • 何度数え直しても合わない

そのたびに、
現場ではだいたいこんな空気になります。


「ちゃんと数えてよ」
「いや、ちゃんと数えましたよ」
「じゃあ、なんで合わないの?」


で、
最終的にこうなります。


  • もう一回数え直す
  • だいたい合ってそうな数字に寄せる
  • 理由はよく分からないまま確定する

👉
そして次の棚卸でも、
まったく同じことが起きます。


ここで、
一つだけはっきり言います。


👉
これ、
数え方が下手だから起きているわけじゃありません。



H3-1|よくある棚卸のズレ方パターン

まず、
ほぼすべての現場で起きている
「ズレ方の型」を見てみましょう。


■ 人によって数が違う

Aさんが数えると「12」。


Bさんが数えると「10」。


👉
どっちが正しいか分からない。



■ 同じ棚を二重に数えていた

棚が横に長くて、
境界が曖昧。


  • こっちの人も数えてる
  • あっちの人も数えてる

👉
結果、同じ在庫を2回カウント。



■ 数え漏れが出る

棚の奥。


棚の下。


箱の裏。


👉
存在に気づかれず、
最初からカウントされていない。



■ 前回と場所が変わっている

「前回ここにあった商品が無い」


別の棚を探すと――
普通に出てくる。


👉
場所が変わってるだけ。



■「前ここにあったよね?」が頻発する

これ、
かなり危険なサインです。


  • 記憶ベースで探している
  • 場所が固定されていない
  • ルールが存在していない

👉
もうこの時点で、
棚卸が“運ゲー”になっています。



ここまで読んで、


「うち、
ほぼ全部当てはまってる…」


そう思った方。


安心してください。


👉
それ、あなたの現場だけじゃありません。
ほぼ全ての小規模現場で起きています。



H3-2|実はミスの原因は「数」ではなく「場所」

ここ、
今日いちばん大事なポイントです。


👉
棚卸ミスの正体は、
数え方じゃありません。


本当の原因は――


👉
「場所が壊れていること」です。



具体的に言うと、
こんな状態になっていませんか?


■ どこからどこまでが1棚か曖昧

棚の区切りが感覚ベース。


  • ここまでがA棚?
  • それともここからB棚?

👉
人によって解釈が違う。



■ 棚番が読めない・統一されていない

  • 手書き
  • 薄い
  • 消えかけ
  • 書体バラバラ

👉
そもそも番号として機能していない。



■ 同じ番号が複数存在する

これ、
めちゃくちゃ多いです。


  • A-01が2つある
  • 昔の棚番が残ってる
  • 増設時に適当に振った

👉
もうこの時点で、
ロケーション管理は破綻しています。



■ 棚番が途中で飛んでいる

  • A-01
  • A-02
  • A-05
  • A-09

👉
どこに何があるか、
構造的に分からなくなります。



■ ルールが無いまま増設されている

棚を足すたびに、


  • その場のノリで番号を振る
  • 空いてそうな番号を使う
  • 前の人の真似をする

👉
結果、
誰も全体構造を説明できなくなります。



👉 結論:棚卸ミスは「場所の設計ミス」

ここまでを一言でまとめると、
こうなります。


👉
棚卸ミスの正体は、
数え方のミスじゃありません。


👉
「場所の設計ミス」です。



  • 場所が決まっていない
  • 場所の境界が曖昧
  • 場所の名前(棚番)が壊れている

この状態で
いくら真面目に数えても――



H2-2|棚番がバラバラな現場ほど、棚卸は必ず破綻する

👉 ①記事と思想連動ゾーン
(でも切り口は「棚卸ミス」寄せ)


前章で、


👉
棚卸ミスの正体は「数」ではなく「場所」


だという話をしました。


ここで、
もう一段だけ深掘りします。


👉
なぜ、場所が壊れるのか?


その最大の原因が――


👉
「棚番がバラバラ」なことです。



H3-1|棚番が読みにくいことで起きていること

多くの現場で、
棚番ってだいたいこんな感じです。


  • マジックで直書き
  • 養生テープに手書き
  • 紙を貼ってセロテープで固定
  • 人によって書体が違う
  • 大きさも位置もバラバラ

見た目は些細な問題に見えますが、
これ、棚卸のときに致命傷になります。


■ 見間違える

たとえば、


  • 8 と 3
  • 6 と 0
  • 1 と I
  • B と 8

👉
普通に間違えます。



■ 書体が違って混乱する

  • 丸文字の「2」
  • 角ばった「2」
  • 下線付きの「7」
  • 下線なしの「7」

👉
人によって「別の番号」に見えます。



■ 薄くなって読めない

  • インクが薄れている
  • 日焼けして消えかけ
  • テープが汚れている

👉
もう番号として機能していません。



■ 似た番号を見落とす

A-01 のつもりで数えたら、
実は A-10 だった。


👉
これ、棚卸ズレの王道パターンです。



ここまで読んで、


「あ…うち、
ほぼ全部当てはまってる…」


そう思った人、
かなり多いはずです。



H3-2|棚番ルールが無い現場の末路

棚番がバラバラな現場には、
必ずもう一つの共通点があります。


👉
そもそも「棚番ルール」が存在していない。



■ 勝手に番号が増える

棚を増設するとき、


  • 空いてそうな番号を付ける
  • 近くの棚の続きっぽく振る
  • 前の人の真似をする

👉
完全にノリ運用です。



■ 同じ番号が複数生まれる

これ、
本当にめちゃくちゃ多いです。


  • A-03 が2つある
  • 昔の棚番が残っている
  • 新しい棚にも同じ番号を振った

👉
もうこの時点で、
棚卸は破綻確定です。



■ 番号の意味を誰も説明できない

「この A-12 って、
どういう意味なんですか?」


と聞くと、


  • えっと…
  • たぶん昔の名残で…
  • 深い意味は無いです

👉
誰も構造を説明できません。



■ 新人は完全に詰む

新人さんからすると、


  • どこに何があるか分からない
  • 棚番を見ても意味が分からない
  • 誰に聞けばいいか分からない

👉
初日から詰みます。



そして、
この状態で棚卸をやるとどうなるか。


👉
ほぼ100%ズレます。



👉 結論:棚卸が破綻する現場の共通点

ここまでを一言でまとめます。


👉
棚卸が毎回ズレる現場には、
必ずこの2つがあります。


1️⃣
棚番が読みにくい・バラバラ


2️⃣
棚番ルールが存在しない



この状態で、


  • 真面目に数えても
  • ダブルチェックしても
  • 何回数え直しても

👉
ズレは減りません。



👉 次の章で「ようやく解決策」に入ります

ここまで読んだ人は、
たぶんこう思っています。


「じゃあ、
棚番をどうすればいいの?」


安心してください。


次の章で、


  • いちばん簡単で
  • いちばん現実的で
  • しかもお金がほとんどかからない

H2-3|「棚番 はんこ」で棚卸ミスが減る理由

👉 本記事のコア価値ゾーン


ここまでで、
棚卸ミスの正体は――


👉
「数え方」ではなく「場所の壊れ方」


だという話をしてきました。


では、ここで素直な疑問が出てきます。


「たかが“はんこ”で、
本当に棚卸ミスなんて減るの?」


結論から言います。


👉
減ります。かなり。
しかも、いちばん地味で、いちばん確実な減り方をします。


なぜなら、
棚番はんこが効く理由は、
精神論でも気合でもなく、
純粋に“構造”が変わるから
です。


H3-1|はんこで棚番を統一すると何が起きるか

棚番はんこを使うと、
現場ではまずこの4つが同時に起きます。


■ ① 書体が揃う

もうこれだけで、
棚卸の世界は一変します。


  • 手書きのクセが消える
  • 丸文字・角文字の差が消える
  • 人ごとの差が消える

👉
棚番が「文字」ではなく
「記号」として認識できるようになります。



■ ② サイズが一定になる

  • 文字の大きさが全部同じ
  • 位置もだいたい揃う

👉
視界に入った瞬間、
棚番が“パッと拾える”状態になります。


これ、地味ですが
棚卸スピードと正確性に直結します。



■ ③ 表記ゆれが消える

たとえば、


  • A-01
  • A01
  • A 01
  • a-1

こういう“微妙な違い”、
手書き運用だと普通に発生します。


はんこにすると――


👉
この揺れが物理的に発生しなくなります。



■ ④ 見間違いが激減する

  • 8 と 3
  • 6 と 0
  • 1 と I
  • B と 8

この手の事故、
ほぼ消えます。


👉
「読めない」「迷う」「不安になる」
という状態自体が、ほぼ無くなります。



ここまでを一言で言うと――


👉
棚番が「人の字」から
「システムの記号」に変わる。


これが、
はんこの一番デカい効果です。



H3-2|実際に減るミスの種類

ここからが本題です。


棚番はんこを導入すると、
棚卸で起きるミスの種類が
目に見えて減ります。


■ ① 二重カウント

原因はだいたいこれです。


  • 同じ棚を別の棚だと思って数える
  • 似た番号を別棚だと勘違いする

👉
棚番が一意に読めるようになるだけで、
この事故はほぼ消えます。



■ ② 数え漏れ

これも王道パターンです。


  • 棚番が小さくて見落とす
  • 薄くて見えない
  • 番号が飛んでいて気づかない

👉
棚番が「視界にちゃんと入る」ようになるだけで、
数え漏れは激減します。



■ ③ 棚の取り違え

  • A-10 を A-01 だと思う
  • B-03 を B-08 だと思う

👉
書体・サイズ・表記が揃うと、
この系統のミスはほぼ起きなくなります。



■ ④「ここも数えたっけ?」問題

これ、
棚卸あるある中のあるあるです。


  • 同じ棚の前で立ち止まる
  • 「あれ、ここって…もう数えた?」
  • メモを見返す
  • でも確信が持てない

👉
棚番が明確だと、
「今どこまで終わったか」が
圧倒的に分かりやすくなります。



👉 結論:はんこは“ミスを防ぐ装置”そのもの

ここまでの話をまとめます。


👉
棚番はんこが効く理由は、
人の注意力に頼らなくてよくなるから。



  • 見間違えない
  • 迷わない
  • 不安にならない
  • 記憶に頼らない

👉
つまり、
「ミスが起きにくい構造」に変わる。



だから、


  • ベテランがやっても
  • 新人がやっても
  • 誰が数えても

👉
棚卸結果が安定し始めます。



👉 ただし、ここで重要な注意点があります

ここまで読むと、
こう思う人が出てきます。


「じゃあ、
とりあえず棚番はんこ作れば
もう安心じゃん」


……違います。


👉
それ、次の地雷ゾーンです。



次の章で、



“はんこを押す前に
9割決まっている話”

ここをやらないと、
普通に失敗します。



H2-4|属人化を防ぐ「棚番ルール」の作り方(ここ超重要)

👉 思想ゾーン①
(はんこよりルールが本体)


ここまで読んで、


「よし、
じゃあ棚番はんこ作ろう」


と思った人。
ちょっと待ってください。


👉
ここでルールを決めずに
先にはんこを作ると、
ほぼ確実に失敗します。


なぜなら――


👉
棚番はんこは“印刷機”であって、
“設計者”ではないからです。


ルールがグチャグチャなまま
はんこを作るというのは、


👉
グチャグチャな設計図を
永久保存する装置を作る

のと同じです。



H3-1|最低限決めるべき棚番ルール

棚番ルールで大事なのは、
完璧さではありません。


👉
「あとから破綻しない最低限」
ここだけ押さえれば十分です。


ここは必ず決めてください。


■ ① 何桁にするか

たとえば、


  • 1桁:1 / 2 / 3
  • 2桁:01 / 02 / 03
  • 3桁:001 / 002 / 003

ここ、
めちゃくちゃ軽視されがちですが、
将来ほぼ確実に後悔します。


👉
おすすめは最初から2桁以上。


なぜなら、


  • 9棚 → 10棚
  • 99棚 → 100棚

このタイミングで、


  • 1 → 10
  • 09 → 10

みたいな
地獄の貼り替え作業が発生するからです。



■ ② 英字+数字か、数字だけか

よくあるパターンです。


  • A-01 / A-02 / A-03
  • 01-01 / 01-02 / 01-03

どっちが正解、ではありません。


👉
大事なのは
「意味が説明できる構造」になっているか。


たとえば、


  • A = 通路A
  • 01 = 手前から1番目

この説明ができるならOKです。



■ ③ 上下段の表現方法

これ、
現場でめちゃくちゃ揉めます。


  • 上段と下段、どう区別する?
  • 同じ棚で上下ある場合どう振る?

例:


  • A-01-1(上) / A-01-2(下)
  • A-01U / A-01L
  • A-01 / A-02 に分ける

👉
どれでもいい。
でも「最初に決めない」と100%破綻します。



■ ④ 左右の振り方

これも地味に重要です。


  • 左から右に増えるのか
  • 右から左に増えるのか

👉
人間は、
増えてほしい方向に番号が増えないと
直感的に迷います。



■ ⑤ どこから 0番 / 1番 にするか

これ、
現場で必ず混乱ポイントになります。


  • 手前が 0?
  • 手前が 1?

👉
どっちでもいい。
でも、必ず決める。


そして、
紙に書いて残す。



H3-2|現場が混乱しないルールの条件

ここが思想の本体です。


👉
「いい棚番ルール」には
共通する条件があります。



■ ① 直感的に分かる

たとえば、


  • A-01 は通路Aのいちばん手前
  • A-10 は奥のほう

👉
見ただけで
だいたい場所が想像できる。


これが超重要です。



■ ② 説明できる

新人に聞かれたとき、


「これどういう意味ですか?」


に対して、


👉
30秒で説明できないルールは、
だいたい破綻します。



■ ③ 増設しても破綻しない

ここ、
ほぼ全現場がミスります。


  • 空き番が無い
  • 途中に棚を足した
  • 番号が飛びまくる

👉
将来1列増えても
何も壊れない構造か?

これだけ考えてください。



■ ④ 誰がやっても同じになる

これが最大の条件です。


👉
「Aさんならこう振る」
という時点でアウトです。


  • 新人
  • ベテラン
  • 社長

誰が棚番を振っても、
同じ結果になるルールでないと
属人化は100%消えません。



👉 結論:はんこより先に、紙とペンを持て

ここまでの話を
一言でまとめます。


👉
棚番はんこを作る前に、
必ず一度、
紙に棚番ルールを書き出してください。



  • 何桁か
  • どういう意味か
  • どう増えるか
  • どこから始まるか

👉
これが書けないなら、
まだはんこを作る段階ではありません。


H2-5|棚番はんこの導入手順(棚卸目線)

👉 実践ゾーン


ここまでで、


  • 棚番がバラバラだと棚卸は必ず壊れる
  • はんこで統一するとミスは激減する
  • でも、ルールが無いとはんこは地雷になる

という話をしてきました。


では、ここからは
「じゃあ実際、どういう順番でやれば失敗しないのか?」
を、棚卸目線で整理します。


👉
この順番を飛ばすと、
だいたい一度はやり直すことになります。


H3-1|はんこを作る前にやるべきこと

ここ、
はんこ作りの9割はもう終わっています。


👉
この工程をサボると、
あとから100%後悔します。



■ ① 棚を紙に書き出す

まず、
PCを閉じてください。


👉
紙とペンで、
倉庫・バックヤードの棚配置を
ざっくり描きます。


  • 通路
  • 棚の列
  • 上下段
  • 壁際の棚
  • 島棚

👉
きれいじゃなくてOK。
「全体が見える」ことが目的です。



■ ② 現在の棚番を洗い出す

次に、
今ついている棚番を
そのまま全部書き出します。


  • 手書きの棚番
  • テープに書いてある番号
  • 紙を貼ってある番号

👉
ここで、ほぼ確実に
ヤバいものが見つかります。


  • 同じ番号が2つある
  • 途中で番号が飛んでいる
  • そもそも番号が無い棚がある


■ ③ 重複・飛び番を潰す

ここで初めて、
**棚番の「掃除」**をします。


👉
この時点では
まだ“はんこを押さない”。


  • 同じ番号 → どちらかを変える
  • 飛び番 → 使わないか、埋めるか決める
  • ルールに合わない番号 → 全部修正対象

👉
この作業が一番しんどいですが、
ここをやらないと
はんこ導入の意味がゼロになります。



■ ④ 将来増設の余白を作る

ここ、
ほぼ全現場がやっていません。


👉
でも、ここをやらないと
1〜2年後に必ず破綻します。


たとえば、


  • A-01 / A-02 / A-03
  • もう棚が増やせない

この状態で棚が1列増えたら――


👉
番号を全部振り直す地獄
が確定します。


おすすめは、


  • 01 / 03 / 05 / 07
  • 10刻み(10 / 20 / 30)

👉
最初から“空き番”を意図的に作る。
これだけで将来の自分を救えます。



H3-2|はんこの仕様と運用ルール

ここでやっと、
はんこの話に入れます。


👉
でも、はんこは「道具」であって、
主役ではありません。



■ ① サイズ

小さすぎるはんこ、
絶対にやめてください。


👉
棚卸中に“一瞬で読めない”サイズは失敗です。


目安:


  • 5m先からでも読める
  • 立ったまま視界に入る


■ ② インク色

これも地味に重要です。


  • 黒:無難だが暗い現場だと見づらい
  • 青:比較的見やすい
  • 赤:注意喚起感が強すぎる

👉
「見やすさ」最優先で決めてください。
おしゃれは不要です。



■ ③ 押す位置

これ、
運用破綻ポイントNo.1です。


  • 棚の右上
  • 正面の中央
  • 目線の高さ

👉
必ず1か所に統一してください。


理由はシンプルで、


👉
棚卸中に
目線が迷子にならなくなるから。



■ ④ 押し直しの権限

ここ、
めちゃくちゃ重要です。


👉
誰でも勝手に押し直せる状態、
100%ルール崩壊します。


最低限決めること:


  • 押し直していい人は誰か
  • 変更するときのルール
  • 変更したらどこに記録するか

👉
「はんこを押す=設計変更」
という認識を持たせてください。



👉 結論:はんこ導入は「最後」にやる作業

ここまでの話をまとめます。


👉
棚番はんこは、
棚番ルールが完成した“あと”に導入するもの。



順番はこれだけです。


  1. 棚を紙に描く
  2. 今の棚番を洗い出す
  3. ルールに沿って番号を決め直す
  4. 余白を作る
  5. ここで初めて、はんこを作る

👉
この順番を守るだけで、
棚番はんこ導入の成功率は
たぶん5倍以上になります。


H2-6|棚番を作っただけで満足すると、またズレる

👉 思想ゾーン②


ここまで読んで、


「よし、
うちも棚番はんこ導入しよう」


そう思った方、
めちゃくちゃ良い判断です。


でも――
ここで1つだけ、
かなり大事なことを言います。


👉
棚番を作っただけで満足すると、
ほぼ確実に、また棚卸はズレ始めます。



H3-1|よくある失敗パターン

これは、
本当にいろんな現場で
まったく同じことが起きています。


■ ① 棚番だけ作って終わる

はんこで棚番を押して、


  • 表示はきれいになった
  • 見た目は統一された
  • なんとなく管理レベルが上がった気がする

👉
ここで満足してしまう。


でも実際は、


  • 何をどこに置くか決まっていない
  • 空いてる棚に適当に置く
  • 入荷のたびに場所が変わる

👉
棚番はあるのに、
中身は前と何も変わっていない状態

になっています。



■ ② 商品の場所が固定されていない

これ、
棚卸がズレる最大の原因です。


  • 今日はA-01にあった商品が
    明日はB-03に移動している
  • 理由は「なんとなく」「空いてたから」

👉
これをやっている限り、
棚卸が合うわけがありません。



■ ③ 入出庫ルールが無い

さらに追い打ちをかけるのが、これです。


  • 入庫したらどこに置くか決まっていない
  • 出庫したら何を更新するか決まっていない
  • 誰がやるかも決まっていない

👉
つまり、運用が人任せ。


この状態だと、


  • 置き場所が人ごとに違う
  • 記録の仕方も人ごとに違う
  • 更新したつもり・してないつもりが発生する

👉
そりゃズレます。
むしろズレない方が奇跡です。



H3-2|棚番 → ロケーション → 在庫管理という順番

ここで、
このシリーズで一番大事な考え方を出します。


👉
在庫管理には、
正しい「順番」があります。



■ 棚番=場所の名前

まず棚番。


これは、


  • A-01
  • B-03
  • C-12

みたいな
**「場所につけた名前」**にすぎません。


👉
ラベルを貼っただけの状態
です。



■ ロケーション=場所の意味

次にロケーション管理。


ここで初めて、


  • この棚には
    何を置くのか
  • この棚は
    何専用なのか
  • この棚に
    何個まで置くのか

👉
「場所に意味」が生まれます。


たとえば、


  • A-01=商品A専用
  • B-03=商品B専用
  • C-12=出荷待ち一時置き場

この状態になって、
ようやく――


👉
「ここに来れば、これがある」
と言えるようになります。



■ 在庫管理=数量との紐づけ

最後が、
いわゆる在庫管理です。


  • 商品AはA-01にある
  • 数量は12個ある
  • 出庫したら11個に減る
  • 入庫したら13個に増える

👉
場所 × 商品 × 数量
がひも付いた状態。



ここまで来て、
やっと――


👉
棚卸が「作業」ではなく
「確認」になります。



👉 結論:棚番はゴールではなく、スタート

もう一度、
大事なことをまとめます。


👉
棚番を作っただけでは、
在庫管理は1ミリも完成していません。



正しい順番は、
これだけです。


  1. 棚番を付ける
  2. 商品ごとに場所を決める(ロケーション管理)
  3. 場所と数量をひも付ける(在庫管理)

👉
この順番を飛ばすと、
どこかで必ず破綻します。



でも逆に言うと――


👉
この順番を守るだけで、
棚卸ミスは劇的に減ります。


H2-7|Excel棚卸が限界な現場ほど、ここで詰まる

👉 講座連動ゾーン


ここまでで、


  • 棚番を整えた
  • ロケーションも決めた
  • Excelに「場所」列も足した

かなりちゃんと、
在庫管理っぽくなってきたはずです。


👉
ここまで来ている現場は、
正直かなりレベル高いです。


でも――
ここから先で、
ほぼ全現場が同じ壁にぶつかります。


👉
「あれ?
なんかまた棚卸が合わなくなってきたぞ…」問題。



H3-1|Excel棚卸で必ず起きる問題

まず断っておきます。


👉
Excelが悪いわけじゃありません。


小規模現場にとって、
Excelはむしろ最適解です。


  • 安い
  • すぐ使える
  • みんな触れる
  • カスタマイズできる

👉
スタート地点としては、
ほぼ完璧なツールです。



でも、
ちゃんと運用し始めると、
必ず次の問題が出てきます。



■ ① 更新漏れ

これ、
ほぼ100%起きます。


  • 出庫したのに更新し忘れた
  • 入庫したのに後回しにした
  • 「あとでまとめてやろう」で忘れた

👉
たった1回の更新漏れで、
理論在庫はもう信用できなくなります。



■ ② 二重入力

これも地味に多いです。


  • Aさんが出庫を反映
  • Bさんも同じ出庫を反映

👉
在庫が2個減る。
でも現物は1個しか減ってない。



■ ③ 履歴が追えない

あとからズレに気づいても、


  • いつズレたのか分からない
  • 誰が触ったのか分からない
  • どの入出庫が原因か分からない

👉
原因不明のズレになります。



■ ④ 誰が触ったか分からない

共有Excelあるあるです。


  • 勝手に数字が変わっている
  • 誰が直したのか不明
  • 間違いを指摘しづらい

👉
責任の所在が消えます。



H3-2|棚卸ミスが減らない本当の理由

ここ、
かなり大事な話をします。


👉
棚卸ミスが減らない原因は、
Excelの性能不足ではありません。



■ ① 場所と在庫が紐づいていない

多くの現場で、
Excelの中身はこうなっています。


  • 商品名
  • 在庫数

👉
「どこにあるか」が無い。



この状態だと、


  • 現場で数えた棚
  • Excelの在庫

👉
対応関係が取れません。



結果どうなるかというと、


  • 「この棚にある分、
    どこに反映すればいいんだっけ?」
  • 「あれ、この商品って
    何棚にあったっけ?」

👉
もうこの時点で、
棚卸はギャンブルです。



■ ② ルールが無い

これも致命的です。


  • 入庫したら誰が更新するのか
  • 出庫したらいつ更新するのか
  • 棚卸後に誰が確定させるのか

👉
何も決まっていない。



この状態だと、


  • 人によってやり方が違う
  • タイミングも違う
  • 書き方も違う

👉
ズレない方が無理です。



■ ③ 属人化している

最終的に、
ここに行き着きます。


  • Aさんしか更新しない
  • Aさんしか正しい場所を知らない
  • Aさんが休むと何も分からない

👉
もう在庫管理じゃなくて、
「Aさん管理」です。



👉 結論:Excel棚卸が詰むのは「構造」の問題

もう一度、
まとめます。


👉
Excel棚卸が限界を迎える理由は、
ツールの問題ではありません。



原因はこの3つだけです。


  1. 場所と在庫が紐づいていない
  2. 入出庫・棚卸のルールが無い
  3. 運用が属人化している

👉
この3点を放置したまま
どれだけExcelを工夫しても、
棚卸ミスは減りません。


H2-8|小規模現場でも無理なく始められる次の一手

👉 アピス事実ゾーン


ここまで読んで、


  • 棚番を整えた
  • ロケーションを決めた
  • Excelに場所列を足した
  • 棚卸のズレが「前よりマシ」になった

ここまで来ている現場は、
正直かなり優秀です。


👉
もう「在庫管理ができていない現場」ではありません。



でも、
このあたりで多くの人が、
こんな違和感を持ち始めます。


「これ、
毎回ちゃんと回し続けるの、
けっこう大変じゃない…?」



H3-1|いきなり大げさなシステムは要らない

まず、
ここをはっきり言っておきます。


👉
いきなり本格的な在庫管理システムは、
まったく要りません。


  • 高い
  • 設定が難しそう
  • 現場が混乱しそう
  • 使いこなせる気がしない

👉
この不安、全部正しいです。



そして実際、
多くの小規模現場にとっては、


👉
Excel × ロケーション管理だけで、
十分すぎるほど効果が出ます。



やるべきことは、
実はもうほとんど終わっています。


  • 棚番を整える
  • 商品ごとに場所を決める
  • Excelで
    「場所 × 商品 × 数量」
    をひも付ける

👉
これだけで、
棚卸ミスはかなり減ります。



なのでまず、


👉
「もっとちゃんとした仕組みを入れなきゃ」
と焦る必要は、まったくありません。



H3-2|棚卸・入出庫・ロケーションを一体で管理できる仕組みもある

ただし――
ここまでやってみて、
もしあなたがこう感じ始めていたら。


「Excel、
もうちょっとラクにならないかな…」


「更新漏れ、
やっぱりゼロにはならないな…」


「誰がいつ触ったか
分からないの、地味に怖いな…」



👉
その感覚も、かなり正しいです。



実は、
ちょうどこの段階の現場向けに、


👉
「Excelの思想をそのまま拡張しただけ」
みたいな在庫管理の仕組み

も存在します。



■ 小規模向け在庫管理システムの存在

世の中には、


  • 大企業向け
  • フル機能すぎる
  • 設定が地獄
  • 現場がついていけない

そんな在庫管理システムが
山ほどあります。


👉
でも、それとは真逆の思想で
作られている仕組みもあります。



  • 小規模現場前提
  • ロケーション管理が主役
  • 操作はほぼExcel感覚
  • 余計な機能が無い

👉
「ロケーション管理を
そのまま仕組みにしただけ」

みたいな立ち位置です。



■ アピス在庫管理システムの立ち位置

その一例が、
アピス在庫管理システムです。


※ここ、売り込みではありません。
「こういう選択肢も存在する」
という事実の共有です。



アピスは、
思想的にかなり偏っています。


  • ロケーション管理が前提
  • 入出庫したら履歴が残る
  • 棚卸結果をそのまま反映できる
  • 誰がいつ触ったかが分かる

👉
つまり、
この記事でやってきたことを
そのまま仕組みにしただけ

です。



逆に言うと、


  • AI需要予測
  • 自動発注
  • ERP連携

みたいな
キラキラ機能は一切ありません。



■ ロケーション管理・入出庫履歴・棚卸

アピスでできることは、
めちゃくちゃ地味です。


  • 商品ごとに
    ロケーションを持てる
  • 入庫・出庫すると
    数量が増減して履歴が残る
  • 棚卸結果を入れると
    差異が見える

👉
それだけです。



でも、
この3つがあるだけで、


  • 更新漏れが激減する
  • 誰が触ったか分かる
  • ズレた原因が追える
  • 棚卸が「確認作業」になる

👉
という状態に一気に近づきます。



👉 結論:次の一手は「仕組み化」だけど、急がなくていい

最後に、
ここも超大事なことを書きます。


👉
ここで、
無理に何かを導入する必要はありません。



今日この記事を読んで、


  • 棚番を整えようと思った
  • ロケーションを決めようと思った
  • Excelに場所列を足そうと思った

👉
それだけで、
あなたの現場は確実に一段階レベルアップします。



そしてもし将来、


  • Excel運用がしんどくなってきた
  • 棚卸がまたズレ始めた
  • 属人化が限界に来た

そのタイミングで、


👉
「ロケーション管理を
そのまま仕組みにした道具」

を検討すれば十分です。


H2-9|まとめ|棚番はんこは「棚卸ミス対策の入口」


ここまで読んでいただいて、
おそらく多くの方が、こう感じていると思います。


「あれ…
棚卸ミスって、
数え方の問題じゃなかったんだな…」


その気づき、
めちゃくちゃ重要です。



■ ミスの原因は「数え方」じゃない

多くの現場では、
棚卸ミスが出るたびに、
こう考えがちです。


  • 数え方が雑だったのかな
  • 集中力が足りなかったのかな
  • もっと慎重にやらないとダメかな

👉
でも、ほとんどの場合、
そこが原因じゃありません。



本当の原因は、
もっと手前にあります。


  • どこからどこまでが1棚なのか曖昧
  • 棚番が読みにくい・統一されていない
  • 同じ番号が複数ある
  • 番号の意味を誰も説明できない
  • 場所が固定されていない

👉
つまり、
「場所」と「棚番」が壊れているだけ

です。



■ はんこは、超優秀な第一歩

ここで、
棚番はんこをもう一度、
ちゃんと評価しておきます。


👉
棚番はんこは、
めちゃくちゃ優秀な改善策です。



  • 表示が統一される
  • 書体が揃う
  • サイズが一定になる
  • 見間違いが激減する

👉
これだけで、
棚卸ミスは確実に減ります。



なので、


👉
「棚番はんこ、やってみようかな」
と思ったあなたの判断は、
本当に正しいです。



■ でも本体は「ルール」と「仕組み」

ただし――
ここが一番大事なポイントです。


👉
棚番はんこは、
ゴールではありません。



棚番は、


  • ただの場所の名前
  • ただのラベル
  • ただの記号

にすぎません。



本当に棚卸ミスが減り始めるのは、
この先です。


  • 棚番ルールを決める
  • 商品ごとに場所を固定する
  • 入出庫のルールを決める
  • 場所と在庫をひも付ける

👉
この「ルール」と「仕組み」が
できて初めて、
棚卸は安定します。



■ 結論:棚番はんこは「入口」でしかない

最後に、
この記事の結論を
もう一度はっきり書きます。


👉
棚番はんこは、
棚卸ミス対策の「入口」にすぎません。



  • ミスの原因は
    数え方じゃない
  • 場所と棚番が
    壊れているだけ
  • はんこは
    超優秀な第一歩
  • でも本体は
    ルールと仕組み

👉
この4つを理解できただけで、
あなたの現場は
もう一段レベルアップしています。



■ 今日やるべきことは、これだけでOK

もしあなたが、


  • 棚卸が毎回ズレる
  • 原因がよく分からない
  • 何から手を付ければいいか迷っている

この状態なら。


👉
まずは棚番ルールを作って、
はんこで表示を統一するだけでOKです。



それだけでも、
確実に一歩前に進みます。



そして次の一歩として、


  • 商品ごとに場所を決める
  • Excelに場所列を足す
  • 入出庫ルールを決める

👉
ここまで来たら、
あなたの現場はもう
「棚卸が壊れない状態」に入っています。

👤 筆者プロフィール|DXジュン(Apice Technology 代表)

「tecn」を運営している DXジュン です。
Apice Technology株式会社の代表として、20年以上にわたり Web制作・業務改善DX・クラウドシステム開発に携わっています。

普段は企業の現場課題に寄り添いながら、
在庫管理システム/予約システム/求人管理/受発注システム/クラウドソーシング など、 中小企業の仕事を“ラクにするツール”を作っています。

tecn では、業務改善のリアルや、Webシステムの仕組み、 そして「技術が生活をちょっと楽しくしてくれる」ような 日常×デジタルのヒントをゆるく発信しています。

現在の注力テーマは 在庫管理のDX化。 SKU・JAN・棚卸・リアルタイム連携など、 現場で役立つ情報を発信しつつ、 自社のクラウド在庫管理システムも開発・提供しています。

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普段は企業の現場課題に寄り添いながら、
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