韓国飛行機炎上事故やJR山手線内発火で再注目！ ダイソー Cheero等 廉価版のモバイルバッテリーは本当に安全？
1. はじめに（導入）年間 1580件のモバイル 発火事故
2025年1月、韓国・釜山の飛行機でモバイルバッテリーが発火し飛行機が炎上する事故が発生しました。幸い、乗客176人が無事避難できましたが、もし飛行中に発火していたら…？
日本において最近（2025年7月）ニュースとなったのが、JR山手線 新宿でおきたモバイルバッテリーの発火事故
こういった事故をきっかけに、モバイルバッテリーの安全性が再び注目されています。 年間で1580件も発火事故が発生しているとの報告もあります。 また昨今の異常な暑さでモバイルバッテリーが弱っている状況も見て取れますね、安価で購入できる100均ストアや家電ショップでの格安製品は本当に安全なのか？スマホ等の充電にも使えるのか？詳しく検証していきます。Cheero Flat 10000ｍAh はリコールがかかっているので、お持ちの方は早めにCheeroに申しでくださいね。
2. ダイソー等 100均 の安価なモバイルバッテリーとは？
100均で簡単に購入できるから、ダイソー等としてますが、非常に安価なモバイルバッテリーと言い換えてもいいかもしれないです。
✅ どんな種類がある？
- 価格帯：300円～1,000円
- 容量：2,000mAh～10,000mAh
- 低価格の理由：
- バッテリーセルの品質が異なる
- 急速充電や発熱防止機能が制限されている
✅ 飛行機に持ち込める？
- 100Wh以下なら制限なし
- 100Wh～160Whは2個まで持ち込み可（事前申告推奨）
- 160Wh以上は持ち込み不可
→ ダイソー等廉価版のモバイルバッテリーは基本的に100Wh以下なので持ち込み可だが、安全管理には注意が必要！
最近では飛行機に持ち込みをしても、棚に上げないで目の届くところに置いておくように指導をされていますね。
３．スマホ充電に使用する際の安全性は？
✅ ダイソーのモバイルバッテリーでスマホを充電すると？
小型（5,000mAh以下）はスマホ充電向き
急速充電に対応していないため、PD（Power Delivery）対応スマホでは通常より充電が遅い可能性 一部製品にはPSEマークがないものもあり、安全基準を満たしていない可能性がある
今回紹介するWhite×Gold mobile Battery はPSEマーク取得済み
✅ 注意すべきポイント
急速充電が必要なスマホには向かない（PD対応機種では時間がかかる）
長時間の使用や高負荷環境での充電は発熱リスクがある
低品質なバッテリーセルを使用している可能性があり、劣化が早い
4. 韓国飛行機炎上事故とモバイルバッテリーのリスク
✅ 事故の概要
- 機内の荷物棚でモバイルバッテリーが発火
- 幸い緊急脱出で全員無事
- 発火原因は不明だが、衝撃・過充電・劣化バッテリーの可能性
✅ 安価なバッテリーのリスク（安価なものが全部この状況とは言えないが）
- 低品質セルを使用
- 過電流で回路が壊れる可能性
- 発熱・発火のリスクが高まる
５．ダイソーモバイルバッテリーと急速充電の注意点.
✅ 急速充電器との相性
ダイソーのモバイルバッテリーは基本的に急速充電に対応していません。特に、USB PD（Power Delivery）規格対応の充電器を使うと、以下のリスクがあります。 過電流が流れ、回路が破損する可能性 発熱が増え、最悪の場合発火リスク スマホによっては正しく充電できない可能性
注：モバイルバッテリーのWhite×Gold は保護回路がついているので、ちょっと安心ですね。
✅ 安全なスマホ充電のポイント
5V/1A～2Aの通常の充電器を使用する
PSEマーク付きのモバイルバッテリーを選ぶ
発熱・異臭・膨張がないか定期的にチェックする 特に、USB Type-Cが普及している現在、充電器とスマホの組み合わせに注意しないと充電速度や安全性に影響が出るため、適切な組み合わせを選ぶことが大切です。
ダイソーイヤホンの「USB PD充電NG」の注意書き
✅ DG036イヤホンの説明書より ? 「急速充電用または、USB PD（Power Delivery）規格対応のACアダプターは使用しないでください。故障、発熱、発火の原因となります。」 これは過去になにかのトラブルを教訓に注意を喚起していると思えます。
✅ どういう危険があるのか？
- 急速充電器を使うと過電流が流れ、回路が破損
- 発熱が増え、最悪の場合発火リスク
- モバイルバッテリーでもUSB PD出力のものは要注意（イヤホンケースへの充電を考える場合です。。。）
スマホへの充電を考える
イヤホンと異なり、スマホは急速充電モードを持っており、PD対応ができています、
従いPD対応を使用することで、迅速に急速充電が可能となります。 イヤホンケースと違い
スマホの場合はPDがあった方がよいということになります。
✅ 安全なスマホ「充電のポイント」
- PD対応でないとしたら、基本は5V 2A だと思います。
商品の説明書をよく読んで、商品にフィットした充電器を選択する。 Type-C のUSBが多く、充電器はイヤホン
に付属していないので、初心者はちょっと戸惑うかもですね。 - PSEマーク付きのモバイルバッテリーを選ぶ
ダイソー モバイルバッテリーWhite×Gold はPSEマーク取得済み - 発熱・異臭・膨張がないか定期的にチェック
6. 安全にモバイルバッテリーを使うためのポイント
✅ スマホ充電用バッテリーの選び方
急速充電・USB PD非対応のものを選ぶ（急速充電が不要なら低価格で安全）
小型・軽量で持ち運びしやすいモデルが便利 Anker・CIOなどの信頼性の高い製品も検討する ダイソーも信頼に足ると思われる！
✅ モバイルバッテリーを安全に使う基本ルール
落とさない（内部ショートの原因）
充電しっぱなしにしない（過熱・発火リスク）
飛行機では手荷物にし、預け荷物には入れない
飛行機に搭乗するときに、モバイルバッテリーは手荷物として持ち込む。預け荷物に入れるのは認められていない。
7. まとめ：ダイソーのモバイルバッテリーは買うべきか？
✅ メリット
価格が安く、手軽に使える
飛行機には持ち込めるが、
安全管理が必須 サブ用途としては使える
? こんな人には向かない！
頻繁にモバイルバッテリーを使う人（耐久性が低いと考えられる）
スマホの急速充電を求める人（PD対応でないと遅い）
飛行機や旅行時に使用する人（安全管理を徹底し、品質を重視したバッテリーを選びたい人）
? こんな人にはおすすめ！
サブ用・予備用として使いたい人
PSEマーク付きの製品を確認し、安全管理を徹底できる人
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