ダイソーのワイヤレスイヤホンは、2026年版として複数のモデルが展開されています。
中でも「TWS005(ギュッとミニ)」が登場してからはしばらく新作の動きが落ち着いていましたが、最近になって「TWS007」をレビューする機会がありました。
ただ、その時点では「TWS006」は店頭でまったく見かけず、存在自体がやや謎のモデルという印象でした。
そんな中、先日いつもとは違うダイソー店舗に立ち寄ったところ、目的だったオープンイヤーイヤホンとは別に、コンパクトな箱に入ったカラーバリエーションモデルを発見。
手に取って確認してみると――なんと「TWS006」。
TWS005から約1年、さらにTWS007はすでに入手済みという状況の中で、これまで見つからなかったTWS006をようやく発見できました。
欠番ではなく、しっかり存在していたモデルというわけです。
今回はこの「TWS006」を実際に購入し、レビューしていきます。
まず外箱ですが、「ギュッとミニ」で知られるTWS005と同じくらいコンパクトなサイズ感で、手に取った瞬間から“ミニ系モデル”の系譜を感じさせるパッケージになっています。
H2-1 TWS006の概要とスペック


TWS006 外箱 いままで最小?だったTWS005 と比べてもミニサイズと言う感じ。


ケースもイヤホンもミニで取り扱いは楽ですね。イヤホンはカナル型?とおもえるような形状で、耳にまさに差し込むといった感じの形状ですね。 装着するとミニなので出っ張る部分もすくないです。装着感はやはり密閉型のしっかりした装着感ですね。イヤパッド等の交換品はついてないので、サイズ合わないと別途購入が必要です。
価格・型番・カラバリ(No.8424/8431/8448/8455)
ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン TWS006」は、税込1,100円クラスで販売されている完全ワイヤレスイヤホンです。
パッケージの管理番号は「No.8424/8431/8448/8455」など複数あり、カラーごとに番号が分かれているパターンになっています。
カラーバリエーションは、ブラック系に加えて、イエローなどのポップな色味を含む複数色展開で、「小さくてカラフルなTWS」として売り場でも目立ちやすいデザインです。
基本スペック(重量・再生時間・Bluetooth仕様など)
本体は片耳わずか数グラムと非常に軽量で、ケースを含めても全体的にコンパクトなサイズに仕上がっています。
連続再生時間は公称で約3.5時間前後、充電ケースとの併用でトータル約10時間程度の使用が可能です。TWS005とほぼ同等の再生時間ながら、TWS006では「ミニ」らしくバッテリー容量をやや抑えた設計になっています。
一方で、Bluetoothバージョンは最新の5.4へとアップデート。TWS005の5.3から進化し、接続の安定性や省電力性能の面でわずかながら改良が期待できます。
コーデックはSBCを中心としたベーシック構成で、「価格に見合ったシンプルなワイヤレス仕様」という位置付けです
同価格帯ダイソーTWSの中でのポジション


写真左 ギュッとミニTWS005との比較 ミニサイズ 写真中央 TWS007 こちらはちょっとおきめのTWS007との比較ですね。
同じ1,100円クラスのダイソーTWSシリーズの中では、「とにかく小さい・軽い・カラフル」という特徴が際立つ、携帯性とデザイン重視のモデルです。
残量表示やゲームモードといった追加機能は搭載されていませんが、そのぶん本体サイズが非常にコンパクトで、装着時にも目立ちにくいのが強み。サブ機や軽い外出用として使いやすいタイプです。
TWS005やTWS007と比べても、機能面はほぼ同等ながら、より「ミニ」らしさを突き詰めたモデルという位置付け。シリーズの選択肢をデザイン面から補う存在と言えます。
イヤホンタイプはカナル型(密閉型)で、耳へのフィット感を重視した設計になっています。同じミニですがTWS005はインナーイヤー型で、密閉型を好む方はTWS006の選択肢が増えましたね。
H2-2 デザイン・装着感レビュー
ケースと本体のサイズ感・質感(超小型・見た目の印象)
TWS006の第一印象は「とにかく小さい」の一言です。
ケースはかなりコンパクトで、コインポケットや小さめのポーチにもすっと収まるサイズ感。バッグに入れてもほとんどかさばらず、携帯性はこの価格帯でもトップクラスです。
一方で、スモークがかったすりガラス風のケース素材はやや薄めで、上蓋部分の造りも軽量化の影響か、少しチープに見える印象があります。価格を考えれば十分納得できる範囲ですが、高級感を求めるタイプではありません。
本体は豆粒サイズの完全ワイヤレスらしいフォルムで、スティック部分がないため耳からの飛び出しが少なく、正面から見ても目立ちにくいデザインです。
質感はマット寄りのシンプルなプラスチック仕上げで、見た目のバランスは素直。カラーバリエーションもポップで、いわゆる「高級感」よりも“軽くてかわいいガジェット”というキャラクターに仕上がっています。
装着感(フィット感・長時間使用時の疲れやすさ)
装着感については、本体がかなり軽量なこともあり、耳に入れてしまうと重さをほとんど意識しません。
典型的なカナル型イヤーピースなので、耳穴にきちんとフィットさせれば、頭を振っても簡単には落ちない程度のホールド感があります。
耳からの出っ張りが少ないぶん、横になった状態やマフラー・フード着用時でも干渉しにくく、日常使いの“取り回しやすさ”は価格以上です。
ただし、人によってはイヤーチップのサイズが合わないと、密閉が甘くなって低音が抜けたり、長時間使用で耳の入り口が少し疲れやすくなる可能性はあります。
1〜2時間程度の音楽・動画視聴なら問題なく使えるが、「一日中つけっぱなし」という運用にはさすがに向かない、という印象です。
操作性(タッチ操作のしやすさ・誤タッチなど)

ミニサイズでセンサー部分は割と広めなので、装着時にセンスして誤動作というか思わぬ動作をして、装着したとたんにパワーオフになったりすることがあります。装着時はちょっと持ち方等含めて工夫が必要
装着後は普通に快適
小さいから耳に入れても、でっぱり部分はすくないです。寝ホンとしても使えるかな。
ダイソーの寝ながらでも耳が痛くならない! 寝ホンと比べても、あまり大きくは変わらない。寝ホンも装着するときに、ガンガン誤動作というかセンスしまくりで、ちょっと困ったというケースがしばしばありますね。
TWS006は本体外側のタッチセンサーで再生/一時停止、曲送りなどの基本操作が可能です。センサーの感度は高く、軽く触れるだけでもすぐ反応してくれるため、操作自体はスムーズです。
ただし本体が非常に小さいこともあり、装着時に指が外側に触れやすく、意図せずパワーオフや再生停止が反応してしまうことがあります。とくに片耳だけが誤って電源オフになった場合は、ケースに戻してから再び取り出さないと電源が入らない仕様なので、やや手間に感じるかもしれません。
センサーの感度が良い反面、装着時は慎重に扱う必要があります。いわゆる“扱いやすい反面デリケートな操作性”という印象で、慣れるまでは誤操作に注意したい部分です。
音量調整などの細かい制御は非対応で、スマホ側で操作するスタイルになります。
H2-3 音質レビュー(低音寄りTWSとしてどうか)
低音・中音・高音のバランス
TWS006のサウンドは、軽めのドンシャリ傾向にチューニングされています。
低音はしっかり前に出てきますが、中音域を圧迫するような極端さはなく、全体としては聴きやすくバランスの取れた仕上がりです。
高音はやや柔らかめで、澄み切ったシャープさは少し控えめながら、不足感を覚えるほどではなく、むしろ自然で疲れにくい鳴り方。
外箱にも示されているように「低音寄り」のグラフ通りのチューニングで、TWS005(G273-3)と並べても十分に低音の厚みを感じられます。
逆にTGCコレクションのTWS026のように低音が控えめなモデルが物足りないという人には、ちょうど良いパワー感のあるサウンドです。
とくにポップスやEDMを中心に聴くと、価格以上にしっかりと「ノリ」を出してくれるタイプで、日常使いのカジュアルリスニングにはかなりハマるチューニングだと感じました。
ボーカルの聴きやすさ・解像感
ボーカルは、楽曲や音量によって印象が変わるタイプです。
低音が強く出る曲では、ボーカルがやや一歩下がった位置に感じられ、歌詞をじっくり追うというよりは「雰囲気で楽しむ」方向に寄ります。
一方で、アコースティック寄りの曲やボーカル中心のバラードを中程度の音量で聴くと、声の芯はそれなりに捉えてくれて、「1,100円TWSとしては悪くない解像感」に収まっています。
ハイハットやシンバルの“シャリッ”とした部分は控えめなので、刺さりが少ない聴きやすさはあるものの、高域の抜け感や細かいニュアンスを楽しむには物足りなさも残る、という印象です。
動画視聴やゲーム時の遅延感
日常的な動画視聴(YouTubeやストリーミングの映画・ドラマ)で使う分には、口元と音声のズレは大きくは気にならず、「値段を考えれば十分許容範囲」のレベルです。
激しいアクションシーンや効果音の多い映像でも、意識してチェックしなければ遅延を強く意識する場面は少なく、通勤・通学中の動画視聴用としては十分使えます。
一方で、音ゲーやFPSのように「タップと音・映像の同期」が重要なジャンルでは、タイミングのシビアなプレイには向かないと感じる程度の遅延はあります。
カジュアルなゲームや動画中心なら問題なく、競技性の高いゲーム用途は割り切りが必要、というのがTWS006のリアルな立ち位置です。
H2-4 バッテリー・接続性・日常使用感
連続再生時間とケース込みのスタミナ(3.5時間+約10時間をどう評価するか)
TWS006の連続再生時間は公称で約3.5時間、ケース併用で合計およそ10時間前後というスタミナです。数字だけ見ると「最低限はクリアしているが余裕は少なめ」という印象で、最近のTWSと比べるとやや控えめな部類に入ります。
実際に使っていると、「まだいけるだろう」と思ったタイミングでバッテリー Low が出たり、慌ててケースに戻しても今度はケース側のバッテリーが尽きていて充電できない、といった場面がときどきあります。ミニサイズゆえに本体・ケースともバッテリー容量が少なめなことは、やはり意識しておきたいポイントです。
さらにケースの残量表示がシンプルなLED1つのみで、細かい残量が把握しづらいのも運用上の弱点です。TWS007のようにケース残量がデジタル数字で確認できるモデルや、TGCコラボのTWS026のようなデジタル表示付きケースと比べると、「あとどのくらい使えるのか」が読みにくく、安心感では一歩譲る印象があります。
そのため、長時間の作業BGM用途で1台に頼りきるというよりは、短時間の外出用やサブ機として割り切るか、筆者のように2台持ちでカバーする、といった使い方が現実的です。
ケースも本体も非常に小さいボディに収めている以上、デジタル表示を載せづらいのは構造上やむを得ない部分でもあります。ミニモデルを選ぶなら、「こまめに充電する」「サブ機と併用する」など、自分なりのうまい運用をあらかじめ決めておくとストレスが少なく使えると感じました。
接続の安定性・屋外での途切れやすさ
接続の安定性は、「価格相応〜やや良好」くらいの印象です。
室内や人の少ない場所では、再生開始から終了まで特に途切れず、スマホをポケットやカバンに入れていても安定して再生できます。
一方で、駅のホームや人混みの多い場所では、たまにプツッと一瞬だけ音が切れることがあり、「1,100円TWSとしては普通にあるレベル」の安定感です。
本気で安定性を求めるなら上位機種に軍配が上がりますが、日常使い+価格を考えると、大きな不満にはつながりにくい範囲に収まっています。
生活防水や持ち運びやすさ
生活防水については、公称スペック次第ですが、少なくとも「小雨や汗程度なら極端に気にせず使える」くらいの感覚で捉えておくと安心です。
ランニングなどで汗をかきながらガンガン使うよりも、通勤・通学や散歩、家の中でのながら聴きに向いたレベル、と考えると期待値と実際の耐久性がズレにくくなります。
持ち運びに関しては、超小型のケースと軽量な本体のおかげで、ポケットに入れても存在感がほとんどなく、「とりあえず常に持ち歩いておくサブ機」としてはかなり優秀です。
カバンの隙間やポーチの中に入れても邪魔にならないので、「いつでも使える予備のTWS」として1つ忍ばせておく使い方が、TWS006のキャラクターに一番合っていると思います。
H2-5 他のダイソーTWS(TWS005/007など)との比較
サイズ・デザインの違い
TWS006は、ダイソーTWSシリーズの中でもかなり小型・軽量な部類で、ケースも本体も“豆サイズ”に近いコンパクトさが特徴です。
TWS005やTWS007は、スティック付きの形状だったり、ケースがもう少し厚みのあるデザインだったりと、「いかにもTWS」という見た目になりやすいのに対して、TWS006は耳からの出っ張りが少なく、装着していても目立ちにくい印象です。
カラーバリエーションについても、TWS006はポップな色味を前面に押し出したラインで、「小さくてカラフルなアクセサリー感覚」で選びやすいモデルになっています。
音質・使い勝手の違い
音質面では、TWS006は低音寄りでノリ重視のチューニングというポジションで、細かい音の描写や高域の伸びよりも、「安価でもしっかり低音が鳴る楽しさ」を優先したキャラクターです。
一方、TWS005やTWS007などの一部モデルは、ややフラット寄りだったり、バランスよく中高域も聞かせる方向のチューニングが多く、「価格のわりに意外とちゃんと聴ける万能型」として評価されやすい傾向があります。
使い勝手の面では、TWS006はタッチ操作で最低限の操作ができる“割り切り仕様”に対して、他モデルではバッテリー残量表示やゲームモードなど、+αの機能が付いているものもあり、「機能で選ぶなら005/007、サイズと軽さで選ぶなら006」という棲み分けになりやすいです。
どのモデルを誰に勧めるか
- TWS006
- 小型・軽量で目立たないTWSが欲しい人
- カラフルなデザインを楽しみたい人
- サブ機や“お試し完全ワイヤレス”として気軽に使いたい人
- TWS005 / TWS007 など機能重視モデル
- 1台目のメインTWSとして、バッテリー持ちや機能も重視したい人
- 残量表示やゲーム向けモードなど、「ちょっとした便利機能」も欲しい人
- 音質バランスを重視して、幅広いジャンルを無難に聴きたい人
ざっくり言うと、「TWS006=小さくてカラフルなサブ機」「TWS005/007=機能も含めた万能型メイン機」というイメージで紹介すると、読者にも自分ごととして選びやすくなると思います。
H2-6 TWS006はどんな人におすすめか(総評)
向いている人(小型・デザイン重視/サブ機が欲しい人 など)
TWS006が一番ハマるのは、「小さくて軽いTWSを、できるだけ安く手に入れたい人」です。
ケースも本体もかなりコンパクトで、ポケットに入れても存在感がほとんどないので、「常にバッグやポーチに入れておくサブ機」としてはかなり優秀なポジションにあります。
カラフルなカラバリを含むラインナップなので、音質や機能だけでなく「見た目のかわいさ」や「さりげなく使えるデザイン」を重視する人にも向いています。
完全ワイヤレスイヤホンをまだ持っていなくて、「まずは1,000円くらいで試してみたい」というTWS入門機を探している人にも、候補として挙げやすいモデルです。
向かない人(長時間バッテリー重視/多機能を求める人 など)
逆に、TWS006があまり向いていないのは、「長時間バッテリー」や「多機能」を重視するタイプのユーザーです。
連続再生時間は約3.5時間前後と控えめで、1日中BGMを流しっぱなしにしたい用途や、長距離移動のお供として1本で完結させたい用途には、少し心もとないスタミナです。
また、タッチ操作で基本的な再生・停止・曲送りはできるものの、音量調整や低遅延モード、バッテリー残量表示などの“プラスα機能”を求める人にとっては、機能面で物足りなさを感じやすいでしょう。
音質も「低音寄りでノリ重視」のキャラクターなので、「細かい音の描写や高解像度なサウンドをしっかり楽しみたい」というニーズには合いにくいです。
筆者視点の「買い」か「様子見」か
筆者視点では、TWS006は「用途がハマる人にとっては『買い』、メイン機を1本だけ選ぶなら様子見」という評価になります。
サブ機として常に持ち歩きたい人や、完全ワイヤレスデビュー用の“お試し機”として割り切れる人には、1,100円でこのサイズ感と使い勝手なら十分に元は取れる仕上がりです。
一方で、「これ1台で通勤も作業も長時間のリスニングも全部こなしたい」というメイン用途なら、同じダイソーTWSの中でも、よりバッテリーや機能が充実した別モデルを優先して検討したほうが安心です。
「小さくてカラフルなサブ機が欲しい」「TWSを試してみたい」というニーズに当てはまるなら、TWS006は“気軽に買って試せる1台”として十分おすすめできます。





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